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HubSpotと連携できるツール20選!メールや会計ソフト、カレンダーなど

2024.05.28

2024.05.28

営業DXツール

HubSpotには、他社ツールと連携できる機能があります。

この機能により、HubSpotの標準機能だけでは実現できないカスタマイズや効率化を図り、自社業務の最適化が可能です。

本記事では、HubSpotと連携できるツールにフォーカスし、概要やおすすめ20選、メリット、注意点について詳しく解説します。

この記事を最後まで読めば、HubSpotの機能を最大限に活用し、自社の業務効率を劇的に向上させる方法がわかります。

弊社、株式会社FLUEDでは、HubSpotの無料説明会を開催しています。具体的な活用方法や導入事例をお伝えしているので、気になる方はご参加ください。

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HubSpotの連携ツールとは?

HubSpotには、さまざまなツールと連携できる機能があります。

例えば、メールや会計ソフト、カレンダーなどのツールと連携すると、HubSpotにない機能の補完やデータ同期の自動化が可能です。

HubSpotの公式連携アプリ数は、2024年5月21日時点で1,600件以上にのぼり、その数は今後も増えていくと予想されます。

ツール連携で、自社の業務に適した形でカスタマイズができるため、より便利にHubSpotを活用できるようになります。

連携できるアプリは、下記のHubSpotアプリマーケットプレイスから探しましょう。

>>HubSpotアプリマーケットプレイスへ

HubSpotのChrome拡張でメール連携ができる

HubSpotのChrome拡張機能を使うと、HubSpotの機能をChromeブラウザ上で簡単に利用できるようになります。

この機能を使うと、Chromeブラウザ上でHubSpotの主要な機能にアクセスできます。

代表的な機能の一つが、GmailとHubSpotの連携です。

Gmailの画面からHubSpotの操作が可能になり、以下の機能が使えるようになります。

  • メールトラッキング
  • コンタクト情報の表示
  • スケジュール機能の使用
  • コンタクトへの電話発信

Chrome拡張機能を使えば、わざわざ、HubSpotにアクセスする必要はありません。下記からインストールして、効率的に作業を進めましょう。

▼ChromeにHubSpotを導入する
https://chromewebstore.google.com/detail/hubspot-sales/oiiaigjnkhngdbnoookogelabohpglmd?hl=en

HubSpotとGmailを連携する方法やメリットについては、以下の記事で詳しく解説しているので、ご確認ください。

>>HubSpotとGmailを連携する方法やメリットを解説

HubSpotと連携できるおすすめツール20選

ここからは、HubSpotと連携できるツールについてご紹介します。

  • クラウド請求書との連携:board
  • LINEとの連携:LITTLE HELP CONNECT
  • CTIとの連携:Miitel Phone for HubSpot
  • メールソフトとの連携:Outlook
  • 法人データベースとの連携:FindFolio
  • カレンダーとの連携:Google Calendar
  • 表計算シートとの連携:Google Sheets
  • SFAとの連携:Salesforce
  • 名刺管理システムとの連携:Sansan
  • Facebook広告との連携:Facebook広告
  • Google広告との連携:Google Ads
  • アクセス解析ツールとの連携:Google Search Console
  • 商談や電話の分析サービスとの連携:amptalk
  • カスタマーサポートツールとの連携:Zendesk
  • フォーム作成ツールとの連携:Jotform
  • 決済システムとの連携:Stripe
  • 名刺管理アプリとの連携:Eight Team
  • オンライン会議システムとの連携:Zoom
  • 業務アプリとの連携:Kintone
  • ビジネスチャットツールとの連携:Slack

上記20選の詳細を見ていきましょう。

クラウド請求書との連携:board

boardは、クラウド型の請求書管理ツールです。

請求書の作成や送付、入金管理などの業務を効率化し、経理業務の負担を軽減できます。

HubSpotと連携すると、取引内容と請求書を紐づけられるため、請求書や入金管理をスムーズにできるようになります。

HubSpotとboardを連携する

>>HubSpotとboardの連携方法は?メリットや設定方法も解説

LINEとの連携:LITTLE HELP CONNECT

LITTLE HELP CONNECTは、HubSpotとLINEを連携させるためのツールです。

LINEは、日本国内で多くのユーザーに利用されているメッセージングアプリです。

連携すると、LINE上でユーザーの行動を追跡し、HubSpotのCRMにデータを自動で蓄積できるようになります。

HubSpotとLITTLE HELP CONNECTを連携する

>>HubSpotとLINEの連携でCRMもMAもさらに充実!

CTIとの連携:Miitel Phone for HubSpot

Miitel(ミーテル)は、電話回線と社内のITシステムを統合し、クラウド上で管理できるシステムです。

電話応対の効率化や自動化を支援し、インサイドセールスや営業の生産性を向上できます。

HubSpotと連携すると、CRM内で電話をかけたり、履歴を管理したりできるようになります。

HubSpotとMiitelを連携する

>>MiiTelとHubSpotの連携でインサイドセールス・営業の電話業務を効率化!メリットや導入方法を解説

メールソフトとの連携:Outlook

Outlookは、Microsoft社が提供する代表的なメールソフトです。

ビジネスシーンでも広く利用されており、スケジュール管理や連絡先管理などの機能も備えています。

HubSpotと連携すると、OutlookからCRM機能にアクセスできるようになり、Eメール作成を効率化できます。

HubSpotとOutlookを連携する

>>HubSpotとOutlookを連携してできること!接続方法も解説

法人データベースとの連携:FindFolio

FindFolio(ファインドフォリオ)は、日本の企業情報を網羅したデータベースを提供するサービスです。

HubSpotと連携すると、コンタクト情報に売上高や従業員数などのデータを補完・更新できます。

営業リストの精度が向上し、アプローチ先の絞り込みがしやすくなります。

HubSpotとFINDFOLIOを連携する

FINDFOLIOは弊社、株式会社FLUEDが提供するサービスです。詳細は下記をチェックしてください。

>>FINDFOLIOで付与できる会社データ(属性情報)を一挙公開!導入する際のQ&Aも併せてご紹介!

Googleカレンダーとの連携:Google Calendar

Googleカレンダーは、Google社が提供するクラウド型のカレンダーサービスです。

HubSpotと連携すると、ミーティングやタスクをGoogleカレンダーに自動で同期できるようになります。

そのため、スケジュール管理を一元化でき、二重予約のリスクを防げます。

HubSpotとGoogleカレンダーを連携する

>>HubSpotとGoogleカレンダーの連携で業務効率化!連携方法やメリットを解説

表計算シートとの連携:Google Sheets

Googleスプレッドシートは、Google社が提供するクラウド型の表計算ソフトです。

HubSpotと連携すると、データのエクスポートとインポートができます。

例えば、HubSpotのコンタクトデータをスプレッドシートにエクスポートすれば、データ分析や一括編集がしやすくなります。

HubSpotとGoogleスプレッドシートを連携する

>>業務効率化や営業力向上に!HubSpotとスプレッドシートの連携

SFAとの連携:Salesforce

Salesforceは、世界的に広く使われているクラウドベースのSFA(営業支援システム)です。

HubSpotと連携すると、リードの獲得から商談の成約までを一気通貫で管理できるため、全体の可視化や最適化がしやすくなります。

HubSpotとSalesforceを連携する

>>HubSpotとSalesforceの違いとは?連携方法や使い分け方法についても解説!

名刺管理システムとの連携:Sansan

Sansanは、クラウド型の名刺管理システムです。

それぞれ連携すると、名刺データをHubSpotのコンタクトデータに自動で同期できます。

イベントや展示会などで収集した名刺情報をすぐにHubSpotで活用できるため、リードのフォローアップがスムーズに実施できます。

HubSpotとSansanを連携する

>>HubSpotとSansanの連携方法を解説!メリットや注意点も

Facebook広告との連携:Facebook

Facebook広告は、世界最大のSNSであるFacebookで展開される広告サービスです。

両者を連携すると、Facebook上のユーザー行動をHubSpotで追跡し、リードの獲得や顧客のエンゲージメント向上に活用できます。

HubSpotとFacebook広告を連携する

>>HubSpotとFacebook広告を連携させる方法とメリットについて解説!

Google広告との連携:Google Ads

Google Adsは、Google社が提供する広告プラットフォームで、検索連動型広告やディスプレイ広告などを配信できます。

それぞれ連携すると、Google広告の効果測定やキーワード分析をHubSpot上でまとめて管理可能です。

HubSpotとGoogle Adsを連携する

>>HubSpotにGoogle広告やGoogleサーチコンソールを連携させる方法を解説!

アクセス解析ツールとの連携:Google Search Console

Google Search Consoleは、Google社が提供するWebサイトの検索パフォーマンス分析ツールです。

HubSpotと連携すると、オーガニック検索経由のクエリやクリック率などのデータをHubSpot上で確認できます。

HubSpotとGoogle Search Consoleを連携する

>>HubSpotにGoogle広告やGoogleサーチコンソールを連携させる方法を解説!

商談や電話の分析サービスとの連携:amptalk

amptalkは、商談や電話の内容を自動で文字起こしし、分析するAIサービスです。

HubSpotと連携すると、商談や電話の音声データをテキスト化し、自動で保存できるようになります。

HubSpotとamptalkを連携する

>>HubSpotとAmptalkは連携できる?手順やメリットを紹介!

カスタマーサポートツールとの連携:Zendesk

Zendeskは、カスタマーサポートに特化したヘルプデスクシステムです。

HubSpotと連携させると、カスタマーサポートの履歴をコンタクトデータと紐付けて管理できます。

例えば、Zendeskのチケット情報をHubSpotのタイムラインに同期させれば、営業担当者がサポート対応の内容を把握しやすくなります。

HubSpotとZendeskを連携する

>>HubSpotとZendeskの連携方法とは?メリットや手順を紹介!

フォーム作成ツールとの連携:Jotform

Jotform(ジョットフォーム)は、デザイン性の高いフォーム作成ツールです。

それぞれ連携すると、Jotformで作成したフォームの回答データをHubSpotに自動で取り込めます。

結果として、アンケート結果をホームページに反映させやすくなります。

HubSpotとJotformを連携する

>>話題のフォーム作成ツール「Jotform」とは〜HubSpot純正フォームとの比較も解説〜

決済システムとの連携:Stripe

Stripeは、オンライン決済サービスです。

HubSpotと連携させると、HubSpotのフォームに決済機能を組み込めるようになります。

例えば、申し込みフォームや注文フォームにクレジットカード決済を追加することが可能です。

HubSpotとStripeを連携する

>>HubspotとStripeの連携で予約/クレジットカード決済フォームが作れる!

名刺管理アプリとの連携:Eight Team

Eightは、スマホをお互いにかざすだけで名刺交換ができるアプリです。

HubSpotとEight Teamを連携させると、Eightで取り込んだ名刺データをコンタクトデータに自動で同期できます。

そのため、名刺の情報を手動で入力する手間が今後、少なくなります。

HubSpotとEight Teamを連携する

>>HubSpotと名刺管理アプリ「Eight」は連携可能!注意点を解説

オンライン会議システムとの連携:Zoom

Zoomは、ビデオ会議に特化したオンライン会議システムです。

両者を連携すると、HubSpotのワークフローからZoomミーティングを自動で作成できるようになります。

HubSpotからZoomウェビナーの案内メールも送付できるため、便利です。

HubSpotとZoomを連携する

>>​​ウェビナーならHubspotとZoomとの連携がおすすめな理由

業務アプリとの連携:Kintone

Kintoneは、業務アプリをノンプログラミングで開発できるツールです。

HubSpotと連携すると、Kintoneの顧客情報を自動で同期できるようになり、個別に登録する必要がなくなります。

例えば、営業チームがKintoneで管理している商談情報と、HubSpotのコンタクトデータを同期させると、マーケティングチームとスムーズに連携できます。

→HubSpotとKintoneを連携する

>>HubSpotとKintoneを連携させる2つの方法をご紹介!

ビジネスチャットツールとの連携:Slack

Slackは、ビジネスチャットツールの代表格です。

HubSpotと連携させることで、HubSpotの通知を自動的にSlackに送信できるようになります。

例えば、新しいリードが獲得された際に営業チームのSlackチャンネルに通知を送るなど、ワークフローの自動化が可能です。

HubSpotとSlackを連携する

>>HubSpotとSlackの連携方法を解説!ワークフローで通知を自動化しよう!

HubSpotの連携ツールを使う3つのメリット

HubSpot連携ツールには、以下のようなメリットがあります。

  • 業務の効率化ができる
  • ユーザーの利便性が向上する
  • データ分析がしやすくなる

業務の効率化ができる

HubSpotの連携ツールを活用することで、これまで手動で実行していた作業を自動化できます。

例えば、リードの獲得から育成までのプロセスを自動化し、スコアリングによって優先順位をつけることが可能です。

また、業務プロセスを改善できれば、作業にかかる時間と労力を大幅に削減できます。

事務系の作業効率がアップできれば、マーケティングやセールスといったコア業務に集中できるようになり、生産性の向上が期待できますね!

ユーザーの利便性が向上する

HubSpotの標準機能だけでは不足している部分を、他社のツールと連携すると補完できます。

例えば、チャットボットやSNS機能などを追加すると、ユーザーとのコミュニケーションチャネルを増やし、満足度を高めることが可能です。

また、自社の業務プロセスに合わせてHubSpotをカスタマイズできる点も大きなメリットです。

APIを活用して独自の機能を開発したり、アプリと連携したりすることで、自社に最適化されたシステムを構築できます。

データ分析がしやすくなる

他社ツールと連携することで、データ分析がしやすくなります。

MiitelやGoogle Analyticsなどの外部ツールとのデータ連携ができると、マーケティングやセールスなどの指標を1つに集約可能です。

結果として、データ分析の精度が向上します。

また、データを一元管理することで、部門間のサイロ化を防ぎ、組織全体でデータドリブンな意思決定が可能です。

顧客の行動履歴や属性情報を統合的に分析し、より効果的なマーケティング施策やセールス活動につなげられます。

HubSpotとツールを連携する際の注意点

HubSpotと他社ツールを連携する際は、以下のような点に注意が必要です。

  • ツールを連携しすぎると使いにくくなる
  • セキュリティ面に注意する

ツールを連携しすぎると使いにくくなる

連携先のツールを選ぶ際は、自社のニーズに合ったものを慎重に選定することが重要です。

不必要なツールまで追加してしまうと、必要な機能を見つけづらくなり、かえって従業員の業務効率が低下する恐れがあります。

また、自社の業務プロセスに適さない機能を導入すると、慣れない作業手順を強いられ、生産性が下がる場合も少なくありません。

現場の意見を十分に取り入れ、必要最低限のツールから連携するようにしましょう。

最初から連携するツールの数を増やしすぎると、現場が混乱しやすくなるため、注意することをおすすめします。

セキュリティ面に注意する

HubSpotとツールを連携する際は、セキュリティ面の確認を怠ってはいけません。

連携するアプリ機能が適切なセキュリティ対策を実施しているか、データの暗号化や認証機能は十分かなどをチェックしましょう。

また、取り扱うデータの保護にも注意が必要です。

機密情報や個人情報を扱う場合は、アクセス権限の設定やログ管理をする必要があります。

社内のセキュリティポリシーに従って、安全に管理してください。

HubSpotと普段使いのツールを連携して生産性をアップしそう

HubSpotといつも使っているツールを連携することで、業務の効率化やユーザーの利便性向上といった多くのメリットが得られます。

データ分析の精度も向上できるため、セールスやマーケティングにおいて新しい施策を考えるヒントにもなります。

本記事で紹介したおすすめの連携ツール20選を参考に、ぜひHubSpotを活用して生産性アップを目指してください。

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松永創

FLUED CEO / 代表取締役 Hubspotシニアスペシャリスト

B2Bマーケティングエージェンシーでベンチャー企業から大手IT企業、製造業など様々なマーケティングに携わる。 HubSpotゴールドパートナーとしても認定され、サポート実績多数。WEBを中心としたオンライン施策から、インサイドセールスや展示会といったオフライン施策まで幅広く支援している。携わった企業/プロジェクトの数は500以上に及び、スピード感あふれるコンサルティングには定評がある。 B2Bマーケティング/営業DXなどのテーマを中心になど講演多數。