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名刺管理アプリの「Eight」とは
名刺管理アプリの「Eight」とは、スマートフォンで名刺の写真を撮るだけで、データとしてクラウド上に無制限で保存できるサービスのことです。手入力と人工知能を組み合わせることで、高速・高精度でデータ保存できます。
Eightで名刺交換をするには、URLもしくはQRコードを相手へ送信するだけ。アプリを持っていない方とも交換ができるので、非常に便利です。
もし相手もEightを利用していれば、昇進や転職による情報の更新が、自動で実行・通知されます。管理している情報は、会社名や名前、メモといった情報からスムーズに検索可能です。
近年はコロナ渦の影響もあり、非対面・非接触でビジネスをする機会が増加しています。そのような状況下でも、顧客や取引先の情報を効率よく管理できるのが「Eight」なのです。
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HubSpotとEightを連携させるメリット
HubSpotとEightを連携させることで、名刺の交換から顧客情報の登録までを一気通貫して行えるのがメリットです。Eightにある情報をCSVファイルでエクスポートし、HubSpotのコンタクト情報としてそのまま登録できます。
実は、HubSpotでも無料の「名刺スキャナーアプリ」を活用できます。しかし、Eightなどの専用の名刺管理ツールと比べると、機能や読み取りの認識精度が少々劣っているのが難点です。
たとえば、名刺のオンライン交換機能が挙げられます。Eightでは、URLやQRコードを使って交換できる機能がありますが、HubSpotでは搭載されていません。
とくにウェビナーやチャットツールなどを通じての名刺交換を検討している方は、EightとHubSpotの連携を検討してみましょう。今までよりも、顧客情報を円滑に管理・取得できるようになりますよ。
HubSpotとEightを連携して使う際の注意点
ここでは、HubSpotとEightを連携して使う際の注意点について解説します。
CSVデータのダウンロードは、Eightの有料版のみ可
Eightにおいては、「月額480円」または「年額4,800円」の有料版のみ、CSV形式でのダウンロードが可能な点に注意しましょう。以下、無料版と有料版の価格や機能の違いです。
Eight 無料版 | Eight 有料版 | |
料金 | 無料 | 月額480円/年額4,800円 |
名刺データの保存枚数 | 無制限 | 無制限 |
データ化できる項目 | 氏名・会社名・電話番号・メールアドレス | 表面・裏面に記載された全項目 |
データ化までの速度 | ベストエフォート | 無料版の約1/3の速さ |
名刺データのダウンロード | × | 〇 |
前提として、Eightの有料版を使っていないとHubSpotと連携ができません。そのため、まだ利用していない方は積極的に検討しましょう。
非常に高機能・高性能なので、顧客情報をスムーズに取り入れられますよ。
「性」と「名」を切り分ける作業が少し大変
HubSpotとEightを連携させる際は、CSVファイルでの取り込み時に、「性」と「名」が一緒になってしまう点にも注意が必要です。数件の名刺データを取り入れる程度であれば問題ないですが、数十件・数百件となってくると、切り分ける作業が大変になってしまいます。
解決方法としては、分割できるアプリを利用する、分割ができる受託会社を利用する、といった方法が挙げられます。ちなみに弊社「株式会社FLUED」では、1件あたり5円で分割の受託を行っているので、気になる方は気軽にお問い合わせください。
インポート時にカスタムプロパティを付与する
EightからエクスポートしたCSVファイルをHubSpotへインポートするときは、同時にカスタムプロパティを付与しましょう。後でEightのデータ更新があった際に、どのデータが対応しているのかを確認しやすくなるからです。
Eightに限らず、HubSpotとほかのシステムを連携するときは、データの取得元を明確にすると後々の管理がラクになります。しっかりと把握して、データの二重登録や登録漏れなどを防ぎましょう。
HubSpotとEightを連携させて、顧客管理を効率化!
この記事では、HubSpotとEightを連携させるメリットや、注意点などについて解説しました。URLやQRコードを使ったオンライン名刺交換を検討している方は、Eightとの連携がおすすめです。
利用する際は、料金プランや切り分け作業において注意すべき点があるので、踏まえた上で進めましょう。ぜひ今回解説した記事を参考に、顧客情報の管理を効率化してください。
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