ウェビナーならHubspotとZoomとの連携がおすすめな理由

2021.08.05

2021.08.05

営業DXツール

「HubSpotとZoomは連携可能と聞いたけれど、どんなメリットがあるのだろうか?」「連携は簡単にできるものだろうか?」などと、気になっている人もいるのではないでしょうか。

HubSpotとZoomを連携すれば、リードの管理が非常に楽になる上、リードマーケティングの質が向上します。

連携方法も簡単なので、既にHubSpotを導入していて、ウェビナー開催を考えているなら、連携しておくのがおすすめです。

この記事では、HubSpotとZoomの連携によって得られるメリットから、連携手順まで解説します。

主要ウェビナーツール「Zoom」の特徴

現在、ウェビナーツールとして、主に利用されているツールの一つが「Zoom」です。

Zoomは、使い方が簡単である上、信用度が高いため、誰でも安心して利用できます。

Zoomウェビナーの特徴としては、以下のようなことが挙げられます。

  • 最大10,000人まで参加可能
  • FacebookやYouTubeでのライブ配信が可能
  • 参加者の発言はホストが制御可能
  • 質疑応答は、「手を挙げる」機能とチャット形式で行える
  • ウェビナー動画を記録し、オンデマンド視聴可能
  • 参加者の分析データなどを取得可能


なお、基本ライセンスで、無料で利用できるZoomミーティングとは異なり、Zoomウェビナーを利用するには、アドオンを追加する必要があります。

アドオンの追加は、有料ライセンスを利用しているか、有料のテレビ会議サービスである「Zoom Rooms」を利用していなければできません。


利用には、多少の費用はかかりますが、社内研修など比較的参加人数の少ないセミナーはもちろん、会社説明会や講演会など大規模イベントまで、規模を問わず開催できることが、Zoomを利用する大きなメリットといえるでしょう。

HubSpotとZoomの連携によるメリットと注意点

Zoomは単体で利用しても、ウェビナー開催に大変便利なツールですが、HubSpotと連携することで、ウェビナー運営をより便利に行えるだけでなく、リードマーケティングの質の向上が期待できます。

ここでは、そのメリットと注意点について解説します。

HubSpotとZoomの連携によるメリット

HubSpotとZoomを連携することで得られる、主なメリットとしては、以下のようなことが挙げられます。

  • Zoomで登録されたデータが、自動でHubSpotコンタクトに登録できるので、データ入力の手間が省ける
  • HubSpotからZoomウェビナーの案内メールを送ることができる
  • ウェビナー開催前後の、リードとのコミュニケーションシナリオをHubSpotを使って設計できる
  • ウェビナー参加申し込みに至った流入経路をHubSpotで把握できる

HubSpotとZoomを連携することで、ウェビナーに参加したリードのデータ管理や、リードとのコミュニケーション、さらにリードの行動分析ができるようになります。

結果、リードマーケティングの質の向上が期待できるのです。

HubSpotとZoomを連携する際の注意点

HubSpotとZoomを連携することで、多くのメリットを享受することができますが、注意すべき点もいくつかあります。

HubSpotと連携可能なZoomのアカウントは一つ

HubSpotと連携できるZoomのアカウントの数は一つだけです。

社内でウェビナー用に、共通のZoomアカウントを用意しておき、それを利用するようにしましょう。

特に連携するアカウントは、個人のGoogleアカウントに紐づいたものなどは避けるべきです。

担当者が異動したり、退職したりしてしまった場合に、非常に不便が生じます。

連携作業には管理者権限が必要

HubSpotとZoomの連携には、「Zoomウェビナーの管理者権限」と「HubSpot」の管理者権限が必要です。

Zoom側はウェビナー機能を有するオーナー又は管理者アカウントでなければ連携できません。

一方、HubSpotは権限の設定を細かくできますが、「アプリマーケットプレイス」にアクセス権のあるアカウントである必要があります。

どんなアカウントでも連携できるわけではないので、使い勝手を考えながら、連携アカウントを用意しましょう。

HubSpotとZoomを連携してできること

HubSpotとZoomを連携すれば、リードの管理をより効率的にできたり、より精度の高いリードのセグメンテーションができたりするなど、質の高いリードマーケティングが可能になります。

その結果、よりスムーズに営業活動を展開していけるでしょう。

Zoomからのデータをリアルタイムに連携できる

HubSpotとZoomを連携すると、ほぼリアルタイムで自動的にZoomからのデータを連携できます。

一度連携すると、HubSpotを使わず、Zoomのみでウェビナーを開催する場合でも、Zoomに登録されたデータは、HubSpotコンタクトにも登録されます。

Zoomのデータを後からHubSpotに移し直す手間がかからないので、リード管理が非常に楽になるでしょう。

また、HubSpotコンタクトにウェビナー参加状況も反映されるので、営業活動にも役立ちます。

一方、HubSpotからZoomへのデータの連携はリアルタイムにはできません。

HubSpotワークフローを使って、Zoomに連携・登録する必要があります。

連携は、「Add Contact to Zoom」にZoomで取得したウェビナーIDを登録すれば可能ですが、Zoom登録時に「Zoomウェビナーの設定で登録時に登録メール送信」に設定している場合は、特に注意が必要です。

HubSpotワークフローを使ってZoomにデータをインポートした時点で、メールが配信されてしまいます。

HubSpotからZoomへデータ連携する場合は、Zoomの設定を確認の上、行いましょう。

また、HubSpotでは、ZoomウェビナーのURLを一つしか登録できず、複数のウェビナー運営を同時に行うことはできません。

HubSpotからZoomへのデータ連携は、少々不便が多いといえるでしょう。

出席したリードのセグメント化

HubSpotとZoomを連携すれば、ウェビナーに出席したリードについて、さまざまな情報を得ることができ、リードのセグメント化が可能になります。

具体的には、以下で紹介するような情報を取得することができます。

これらのデータを活用することで、それぞれのリードに応じた効果的な営業戦略を練ることができるでしょう。

ウェビナーの平均出席時間(Average Zoom webinar attendance duration)

リードが出席したすべてのウェビナーについて、どれくらいの時間出席していたかの平均がわかります。

リードの関心の強さを量れるでしょう。

前回登録したZoomウェビナー(Last registered Zoom webinar)

直近で参加、または申し込みをしたウェビナーのURLが表示されます。

リードの興味の方向性がわかり、有用ですが、HubSpotワークフローによってZoomにデータを連携した場合しか利用できません。

これまで申し込みをしたZoomウェビナーの合計数(Total number of Zoom webinar registrations)

これまでに申し込んだZoomウェビナーの合計数がわかります。

リードの興味の強さを量れるでしょう。

これまでに出席したZoomウェビナーの合計数(Total number of Zoom webinars attended)

これまでに、申し込んだだけでなく、出席したZoomウェビナーの合計数がわかります。

リードの関心の高さを量るのに有効です。

HubSpotから個別にフォローメールを送れる

HubSpotと連携すれば、参加者に対して個別にメールを送ることができます。

メールの送信は、Zoomからでも可能ですが、HubSpotから送ることで、各参加者に応じたコミュニケーションが可能です。

取得した参加者の情報に基づいたコミュニケーション戦略を、個別に展開できるのです。

HubSpotとZoomの連携方法

HubSpotとZoomの連携は、簡単な操作で行うことができます。

ただし、連携するためには、HubSpotの「アプリマーケットプレイス」にアクセス可能な「スーパー管理者権限」と、Zoomアカウントでの管理者権限が必要ですので、事前に確認の上、行いましょう。

まずはZoom連携をインストール

まずはZoom連携をインストールしましょう。

インストールは、以下の手順で行えます。

  1. メイン画面のナビゲーションバー内にある「マーケットプレイスアイコン」をクリックし、「アプリマーケットプレイス」を選びます。
  2. ページ上部の検索バーを使って「Zoom連携」を探します。
  3. 右上の「アプリ接続」をクリックします。
  4. ダイアログボックスに、Zoomのログイン情報を入力したら、「サインイン」をクリックします。
  5. HubSpotからZoomにアクセスするためには「Zoom for HubSpot」の使用を許可するように求められるので、「許可」をクリックします。


これで、HubSpotとZoomの連携は完了し、HubSpot内の「接続されたアプリ」の中に、Zoomが表示されているはずです。


連携後は、Zoomからウェビナーに参加した人の情報が、HubSpotに、ほぼリアルタイムで同期されますが、既にHubSpotに存在する参加者の情報は、新規で保存されることはなく、既存の情報に上書きされる形で保存されます。

Zoomと同期する

HubSpotとZoomの連携ができたら、Zoomの同期設定をしましょう。

Zoomの同期設定は以下の手順で行います。

  1. HubSpotのアカウントで、「マーケットプレイスアイコン」をクリックすると表示される、「管理」の下にある「接続されたアプリ」を選びます。
  2. 表示されたリストの中からZoomを選択します。
  3. 「ウェビナー」タブを選択します。
  4. 「ウェビナーを表示するZoomユーザーを選択」のドロップダウンメニューから、Zoomユーザーを選びます。
  5. 該当するウェビナータイトルの横に表示された「同期しますか?」のチェックボックスをオンにすれば、HubSpotへのデータの同期が実行されます。

HubSpotとZoomの連携で効率的にウェビナーを開催しよう

HubSpotとZoomの連携は、非常に効率的なウェビナー開催方法だといえます。

リードである参加者の行動を分析し、その分析結果を元に、それぞれに合わせたコミュニケーションを展開することができるので、質の高いリードマーケティングが可能となるでしょう。

ウェビナーの開催が、大きなマーケティングチャンスとなり得るのです。

「HubSpotとZoomを連携して、ウェビナーを開催してみたいけれど、どのように活用すれば、最大限効果が得られるのかわからない」、又は「得られたマーケティングデータをどのように活用すればよいかわからない」という場合は、ぜひプロに相談することを検討してください。

ウェビナー開催を通じたリードマーケティングの行い方や、営業活動への生かし方など、それぞれの状況に合わせた提案をしてもらえるでしょう。

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松永創 FLUED CEO / 代表取締役 Hubspotシニアスペシャリスト

松永創 FLUED CEO / 代表取締役 Hubspotシニアスペシャリスト

B2Bマーケティングエージェンシーでベンチャー企業から大手IT企業、製造業など様々なマーケティングに携わる。

Hubspotゴールドパートナーとしても認定され、サポート実績多数。WEBを中心としたオンライン施策から、インサイドセールスや展示会といったオフライン施策まで幅広く支援している。携わった企業/プロジェクトの数は500以上に及び、スピード感あふれるコンサルティングには定評がある。

B2Bマーケティング/営業DXなどのテーマを中心になど講演多數。