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【2021年9月アップデート】インサイドセールス・カスタマーサクセス担当向けに広告が出せる?Facebookの広告ターゲティング

2021.10.29

2023.06.08

BtoBマーケティング

インサイドセールスやカスタマーサクセスはここ最近特に注目度が上がっている職種ですが
一体どれぐらい前から日本国内で認知されていたと思いますか?

「Googleトレンド」を使って「インサイドセールス」と「カスタマーサクセス」の
検索傾向を見てみました。

Googleトレンドは検索エンジンで、
キーワードが「どのくらい検索されているか」が分かるツールです。
サービス提供が開始された2004年から最近までのキーワード検索の
需要を確認することができます。

「インサイドセールス」と「カスタマーサクセス」をGoogleトレンドで見てみると
最初に「インサイドセールス」が日本国内で検索され始めたのは2005年の8月、
「カスタマーサクセス」は2006年の8月であることが分かりました。(上記キャプチャーより)

少子高齢化による営業部門のリソースの見直しや働き方改革、見込み顧客のデジタル化により
インサイドセールスやカスタマーサクセスの需要が高まり始めたのが2017年頃です。
割と最近になって注目度が高まってきたことが見て取れますね。

昨今の情勢から、より一層注目度が高まりインサイドセールスやカスタマーサクセス向けの
サービス・ツールも増えてきています。

Facebook広告でも2021年9月よりインサイドセールス・カスタマーサクセス従事者向けに
ターゲットを絞って広告を配信できるターゲティングがリリースされました!

Facebook広告はユーザーが実名制であり、他の媒体と比較しても
膨大なデータをマッチングさせたユーザー情報を活用できるため
精度の高いターゲティングが可能です。
そのため、BtoBにおける広告施策としては非常に有効です。

早速、FLUEDでもオーディエンス設定ができるか試してみました。

Facebook広告のターゲティングの種類

そもそもFacebook広告にはどのようなターゲティングが存在しているかというと
ここでは細かな説明は割愛しますが、大きく3つのターゲティングが存在します。

  1. コアオーディエンス
    年齢・性別・職種・役職などのデモグラフィックデータや、GPS機能を活用したエリアターゲティング・特定のFacebookページのいいね等のアクティビティに基づいたや興味関心・行動をのデータを利用しアプローチできます。
  1. カスタムオーディエンス
    自社のカスタマーリストや、CVしたユーザー、特定のアプリを利用した等の見込み顧客に対してアプローチできます。特定のページを見たユーザーはホットリードだと判断している場合そのページを指定したリマーケティングを行う等といった使い方が可能です。
  1. 類似オーディエンス
    自社の顧や見込み顧客と似た属性を持つユーザーに対してアプローチが可能です。

インサイドセールス・カスタマーサクセス担当者にリーチできるターゲティング

もちろん、ハウスリストがある企業様は類似オーディエンスで自社の過去の応募者や見込み顧客のリストを活用していただき、プラスアルファの施策として特にぜひ試していただきたいのが、コアオーディエンスの職業・役職ターゲティングです。

具体的には以下のターゲティングです。

また、基本的に何も設定しなければor条件(複数設定したターゲティングのうち1つでも当てはまれば配信される)
ですが、設定することによりAND条件でもっと細かくターゲティングすることが可能です。

例えば外資系の企業で従事するインサイドセールスという場合、以下のような設定であれば
それぞれの企業で従事するインサイドセールス職にリーチすることが可能です。

Facebook広告で成果を上げるには?

言わずもがなですがFacebook広告ではCTRを高めることが重要です。

Facebook社は「利用者に対して有益で関連度の高い利用環境を提供すること」を目標にしている企業でもあるため、広告についても、利用者に有益な内容か否かという観点も加味したうえで配信量が決まります。

そのため、競合他社と同じ予算、入札価格でもユーザーにとって有益な広告であればターゲットにより強く配信される可能性が高くなります。

有益か否かはもちろんLPの利便性、クリエイティブも影響はしますが

見落としがちなのがターゲティングです。

Apple社のiOS14へのアップデート以降、より精緻なターゲティングが難しくなっている今こそ、Facebook広告の職業・役職ターゲティングを活用しこれまでとは違った切り口で見込み度の高いユーザーにリーチしていくことが成功への近道になります。

より質の高いリードを獲得するためにも、プロへの相談がおすすめです。

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中山 勇太郎

2021年にBtoBマーケティングにおけるリードジェンに取り組む企業の支援を行うため株式会社FLUEDへジョイン。 現在もBtoBマーケティング支援企業にてリードジェンやMAツールの設計を担当している。 Google広告、Facebook広告を中心としたWeb広告の専門家。