HubSpotの「CMS Hub」とは?導入事例や料金プランをご紹介!

2021.02.25

2021.07.15

営業DXツール

HubSpotの「CMS Hub」とは

HubSpotのCMS Hubとは、HubSpotが提供しているコンテンツマネジメントシステムのことです。高度な専門知識がなくとも、Webサイトを構築したり、ランディングページを作成したりできます。

そもそもCMS(Contents Management System)とは、Webコンテンツの構成要素である、テキスト・画像・レイアウト情報などを一元的に管理できるシステムのことです。

HubSpotのCMS Hubは、初めての方でも直感的に画面を操作できるのが特徴。1つのシステム内にほとんどすべてのツールが搭載されているので、導入直後から効果的なWebマーケティングを展開できます。

またCMSのほかにも、無料のCRM(顧客管理システム)も標準で搭載しています。両者を一緒に使うことで、Web集客から受注に至るまでを、一貫して管理することが可能です。

HubSpot CMSの導入・制作事例

ここでは、HubSpot CMSを実際に導入した事例をいくつかご紹介いたします。

V-CUBE社:オンライン会議システム

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V-CUBEは、Web会議・テレビ会議システムを中心に展開する会社です。1998年に創業し、ビジュアルコミュニケーションを推進するためにサービスを開発してきました。

V-CUBE社がHubSpotを導入する前は、マーケティングにかけた費用に対してどれくらいの効果があるのかが明瞭ではありませんでした。

そこで、マーケター自身でも使えるCMSツールとしてHubSpotを導入。その後、ブログを立ち上げてマーケティング施策を徹底した結果、リードの獲得数を約2倍、新規の顧客単価を1.65倍へ上昇させることに成功しました。

現在は多言語展開を行っており、HubSpotのCMSでグローバルマーケティングをさらに推し進めているようです。

参考:https://www.hubspot.jp/case-studies/vcube

イネーブラー社:位置情報提供サービス

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イネーブラーは、衛星測位技術やモバイル通信技術を活用した位置情報サービスを提供する会社です。GNSSシミュレータやGNSSアンテナなど、衛星測位システムに関連する機器を中心に販売しています。

イネーブラー社のWebサイトもHubSpotのCMSが活用されているのが特徴。シンプルで分かりやすい設計になっている上、多言語展開もされています。

リードプラス社:マーケティング支援サービス

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リードプラスは、デジタルマーケティングの支援を行っている日本の会社です。HubSpotのパートナー企業として、各種ツールの導入・運用支援も実施しています。

そんなリードプラス自身も、HubSpotを活用してマーケティング活動を展開しているのがポイント。HubSpot CMSを活用して自社ブログを立ち上げた結果、検索による流入数が大幅に上昇し、月間数百件のCV獲得に成功しました。

また2015年に、パートナー企業としてHubSpotの導入支援サービスを開始。同社は、外資系のクライアントが非常に多いですが、日本のビジネス環境との違いもあり、顧客のマーケティング課題を完全に解決しきれているとは言えませんでした。

HubSpotの導入支援サービスの提供を開始してからは、クライアントのWebサイトにおけるトラフィックを上昇させることに成功したのです。

参考記事:https://www.hubspot.jp/case-studies/hubspot-casestudy-in-japan-leadplus

HubSpotのCMS Hubでできること

ここでは、HubSpotのCMS Hubを利用することで、どのようなことができるのかについて解説しています。

サイトやコンテンツの作成

HubSpotのCMS Hubを使うことで、プログラミングの高度な知識がなくても、Webサイトを簡単に構築できます。あらかじめ用意されているテンプレートを用いれば、ロゴやテキストを挿入するだけで統一感のあるデザインに作り上げられます。

またWebサイトの新規構築だけでなく、既存サイトからの移行も容易にできるのがうれしい点です。世界にある2,000社以上の認定パートナーの中から探し、支援を受けながら進められます。

SEOに関するアドバイス

CMS Hubでは、Webマーケティング施策の「SEO(Search Engine Optimization)」に関する提案を受けることが可能。SEOとは検索エンジン最適化のことで、GoogleやYahoo!などの検索サイトで上位に表示するための施策のことです。

具体的には、HubSpot CMS Hubの管理画面上で、Webサイトの改善につながるヒントを見られます。提案にもとづいて対策を行うことで、より多くの集客を見込めるでしょう。

適応型テスト

適応型テストでは、A/Bテストや動的ページテストといった機能を標準で使用できます。A/Bテストとは、広告や文章といったコンテンツのパターンを2つ用意して、どちらがよい成果を出すのかを試すことです。

またHubSpotの動的ページテストでは、1ページあたり5つのバリエーションを検証し、最適なものを自動で選び出します。既存の機能だけでなく、サードパーティー製のツールとも連携できるのが魅力です。

分析・レポート作成

HubSpotのCMS Hubを活用することで、収集したデータを分析したり、レポートとして視覚的に表示したりできます。どのような経路で流入したのか、ページがどれくらい見られたのかといった情報を知れます。

また、代表的なWebトラッキングツールの「Google Analytics」とも連携できるのが魅力です。具体的には、トラッキングIDをHubSpotの設定画面へ追加するだけで完了します。

レポートデータを確認することで、Webページの課題点や改善点を発見しやすくなるのがメリットです。さらに無料のHubSpot CRMと連携しているので、分析データをもとにして効果的にアプローチできます。

他ツールとの連携

HubSpotのCMS Hubは、単体で効果を発揮するだけでなく、さまざまなツールと連携できます。それによって、より高度なマーケティング活動を展開できるのが特徴です。

たとえば、コミュニケーションツールの「Facebook Messenger」や、アクセス解析ツールの「Google Search Console」などがよい例。どれも簡単に連携できるので、初心者でも安心です。

HubSpot CMS Hubの料金プラン

ここでは、HubSpotのCMS Hubがどれくらいの料金で利用できるのかについて解説します。以下が、各料金プランの比較表です。

ProfessionalEnterprise
月額料金36,000円108,000円
年次での一括払い388,800円(32,400円/月)
無料トライアル14日間14日間

Professionalプランでは、ドラッグ&ドロップで利用できるページビルダーや、チャットボットなどのマーケティングツール、標準SSL証明書といったセキュリティ機能を使えるのが特徴です。

一方でEnterpriseプランでは、より高度なWebアプリ環境を構築したり、大規模組織を適切に統制したりできます。ほかにも、ブランドドメインの追加や複数通貨への対応など、企業のブランディングを後押しする機能が搭載されています。

HubSpot CMS Hubの料金プランについて詳しく知りたい方は、「公式ページ」を参考にしてください。

HubSpotの「CMS導入支援」の料金プラン

HubSpotでは、ソフトウェアツール「CMS Hub」のほかに、CMSの運用を支援できる「CMS導入支援」のサービスを展開しています。SEOの方法や、コンテンツ戦略の策定方法などについて、専門家からアドバイスを受けられるのがメリットです。

以下、HubSpotの「CMS導入支援」の料金プランになります。

ProfessionalEnterprise
月額料金96,000円240,000円
提供形態リモートリモート

ProfessionalプランとEnterpriseプランでは共通して、Webサイトやデータを管理する方法や、Webサイトのアクセス権限を設定する方法などを教えてもらえます。

より高価なEnterpriseプランに申し込めば、カスタムレポートを作成してKPIを追ったり、ブランドドメインごとにレポートを作成したりできるサービスを受けられるのが特徴。加えて、動的ページのテストや、セキュリティに関するアドバイスをしてもらうなどして、強力なマーケティング施策の実行が可能になります。

HubSpotの「CMS導入支援」の料金プランについて詳しく知りたい方は、「公式ページ」も参考にしてみてください。

HubSpotのCMS Hubを活用するメリット

ここでは、HubSpotのCMS Hubを活用することに、どのようなメリットがあるのかを3つご紹介いたします。

Webサイトの管理負担を軽減できる

HubSpotのCMS Hubを活用することで、Webサイトの運用にかかる業務負担を大幅に軽減可能です。高度な知識がなくてもページの作成や更新ができるようになるので、部門間や会社間のコミュニケーションを大幅に削減できます。

なお、Webサイトを効率的に管理できるCMSに「WordPress」がありますが、別途でサーバーを用意したり、追加のプラグインを導入・設定したりする必要があります。

一方HubSpotでは、ソフトウェアを別に追加することなく、マーケティング活動全般を実施できるのでおすすめです。Webコンテンツの作成ツールや、A//Bテスト機能、共同編集機能などが標準で搭載されています。

Webサイトに関する知識が少ない方や、多様なツールを1つのパッケージとして使いたい方は、CMS Hubの活用を検討しましょう。

はじめから多言語で展開できる

HubSpot CMS Hubを活用することで、はじめから多言語でWebサイトを展開できます。とくにグローバルマーケティングを実施する企業にとっては、大きなメリットです。

通常であれば、翻訳ページを表示するために専用のタグを設置したり、各言語ごとにページを管理したりしなければなりません。

一方CMS Hubであれば、はじめから多言語で展開できるようなシステム設計がなされているため、運用が非常にスムーズです。すべての管理をHubSpot上で行えるので、情報の更新漏れなどを防げます。

日本語サポートを利用できる

HubSpot CMS Hubでは、電話・チャット・メールのサポートを日本語で受けられるのでおすすめです。専門のカスタマーサポート担当者が対応するため、課題や問題をスムーズに解決できます。

また、サポートデスクの対応が非常に素早いのがうれしい点です。チャットであればわずか数分で、メールであれば1営業日以内に回答できるように努めています。

CMS Hubを初めて使う方や、より高度な設定をしたい方にとって、どうしても分からない点はでてくるはずです。そうしたときに日本語のサポートを活用できれば、調査にかける時間を削減して効率よくWebサイトを運用できます。

HubSpotのCMS Hubを利用して、DXを促進!

この記事では、HubSpot CMS Hubの概要や事例、できることについて解説しました。利用するのに月額料金は発生しますが、その分、高機能な分析ツールやページ作成ツールを活用できます。

オープンソース型CMSの扱いが難しかったり、Webサイトに関する知識があまりなかったりする方は、CMS Hubの利用がおすすめです。ぜひこの記事を参考に、自社のDX促進に役立ててください。

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松永創 FLUED CEO / 代表取締役 Hubspotシニアスペシャリスト

松永創 FLUED CEO / 代表取締役 Hubspotシニアスペシャリスト

B2Bマーケティングエージェンシーでベンチャー企業から大手IT企業、製造業など様々なマーケティングに携わる。

Hubspotゴールドパートナーとしても認定され、サポート実績多数。WEBを中心としたオンライン施策から、インサイドセールスや展示会といったオフライン施策まで幅広く支援している。携わった企業/プロジェクトの数は500以上に及び、スピード感あふれるコンサルティングには定評がある。

B2Bマーケティング/営業DXなどのテーマを中心になど講演多數。