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Salesforceのパートナーを探す方法|種類や選ぶときの確認点など徹底解説!

2024.03.20

2024.03.20

BtoBマーケティング

Salesforceのパートナーは、導入や運用をサポートしてくれる代理店です。

ライセンスの販売だけでなく、コンサルティングやアプリケーション開発などさまざまなサポートを行ってくれます。

Salesforceの導入・運用を検討している企業は、信頼できるパートナー企業を選んでコンサルティングを依頼しましょう

この記事では、Salesforceのパートナーについて、種類や選び方を詳しく解説します

Salesforceのパートナーとは?

一般的に、Salesforceのライセンスを販売している代理店のことをパートナーと呼びます。他にも、次のようなサポートも行っています。

  • Salesforceの導入・開発
  • Salesforceの運用・定着支援
  • Salesforceに関するコンサルティング
  • Salesforceのアプリケーション開発・提案

Salesforceの導入を検討している企業は、パートナー企業の協力を得て、導入から運営・定着までサポートしてもらいましょう

Salesforceのパートナーの種類

Salesforceのパートナーは、大きく分けると次の2種類に分類されます

  • コンサルティングパートナー
  • AppExchangeパートナー

参照元|セールスフォース・ジャパン「CRMパートナープログラム」

それぞれ特徴を解説しますので、違いを把握しておきましょう。

コンサルティングパートナー

コンサルティングパートナーとは、Salesforceに関する専門知識や経験を持つコンサルタントが、導入から定着までを支援するパートナー企業です。

コンサルティングパートナーは導入支援や業務定着支援など、コンサルティングのみを対象にサービスを提供しますが、中にはライセンス販売とコンサルティングを兼務するパートナー企業も存在します。

AppExchangeパートナー

AppExchangeパートナーは、Salesforceの拡張を実現するアプリケーション開発・提案を行います

Salesforceのプラットフォーム上で使用できるアプリを開発・提供することで、各企業に合わせた機能のカスタマイズが可能です。自社の課題やニーズに合わせた機能拡張をスムーズに行えるため、課題解決へ最適なソリューションを実現できます

Salesforceのパートナーの選び方

Salesforceのパートナーは、数多く存在します。中でも自社に合うパートナーを選ぶために、次のポイントを押さえておきましょう

  • Salesforceを強化したいなら「AppExchangeパートナー」を選ぶ
  • Salesforceの導入・運用サポートを受けるなら「コンサルティングパートナー」を選ぶ

Salesforceのパートナーの選び方を把握して、業務効率を向上させましょう。

Salesforceを強化したいなら「AppExchangeパートナー」を選ぶ

Salesforceの機能を強化したいなら「AppExchangeパートナー」を選ぶべきです。

AppExchangeパートナーは、アプリケーション開発・提案によって、自社のニーズを満たす機能拡張をサポートしてくれます。Salesforceの公式ホームページから、さまざまなカテゴリーが用意されており、次の項目に関連するアプリを一覧でチェックできます。

  • セールス
  • カスタマーサービス
  • マーケティング
  • コラボレーション
  • アナリティクス
  • 人事・会計・ERP
  • 資産・設備管理
  • セキュリティ・リスク・CSR
  • 情シス・システム管理者
  • 帳票・ファイル管理
  • 開発・データ連携
  • 生産性向上ツール

参照元|セールスフォース・ジャパン「カテゴリー別アプリガイド」

自社が求める機能がいずれのカテゴリーに該当するかわからない場合は、「AppExchangeサイト」の検索窓からキーワード検索が可能です。「AppExchangeサイト」は、上記のいずれかのカテゴリーをクリックすれば、アクセスできます。

「AppExchangeサイト」では、自社に合うアプリを探すための、項目を絞って検索をかけることが可能です

  • 価格
  • エディション
  • 評価
  • クラウドと機能の互換性
  • 言語

例えば「電子契約」のキーワードで検索をかけた場合は、「Apps & Solutions」が18件、「Consultants」が3件ヒットしました。

Salesforceの導入・運用サポートを受けるなら「コンサルティングパートナー」を選ぶ

Salesforceの導入・運用サポートを受けたいなら、「コンサルティングパートナー」を選びましょう

「コンサルティングパートナー」を利用すれば、Salesforceの導入から運用・開発について専門のコンサルタントに相談できます。Salesforceの公式ホームページより、次の項目で縛り込んで、コンサルティングパートナーを一覧で探せます。

  • パートナーレベル
  • 対象地域
  • 認定資格保持者
  • 評価

参照元|セールスフォース・ジャパン「コンサルティングパートナー」

企業ロゴをクリックすると、完了したプロジェクト数や利用者のレビュー、対象パートナー企業の特徴を詳しく閲覧できます。

さらにパートナーレベルや評価で絞り込めば、実績のあるコンサルティングパートナーに導入・定着支援を依頼できるため安心です。

Salesforceのパートナーを選ぶときに確認するべきポイント

Salesforceのパートナーを選ぶときには、次のポイントを確認しておいてください

  • 導入実績
  • サポート体制の範囲
  • Navigatorの認定レベル
  • 認定コンサルタントの有無
  • Salesforceを導入・運用する目的

それぞれのポイントを確認しておけば、パートナー選びで失敗するリスクを軽減できます。自社の課題を解決するために、各ポイントを確認して信頼できるSalesforceのパートナーを探しましょう。

導入実績

Salesforceのパートナー企業を選ぶ際には、過去の導入実績を確認しておくことが大切です。自社と同じようなニーズや課題を抱えた企業への導入実績があるパートナーに依頼すれば、同様に自社の課題も解決してくれるでしょう。

サポート体制の範囲

Salesforceのパートナーによって、どの程度までサポートしてくれるか範囲が異なります。パートナーを探す際には、サポート体制の範囲を確認しておきましょう

導入支援や定着支援・セールス課題におけるノウハウのコンサルティングなど、パートナーによってサポート範囲はさまざまです。

どれだけ評価が高く実績の多いパートナーでも、自社が求める範囲に未対応であれば、サポートを依頼しても課題を解決できません。自社のニーズに合うサポート体制を整えたパートナーにコンサルティングを依頼することで、Salesforceを効果的に活用できます。

Navigatorの認定レベル

Salesforceのパートナーを選ぶ際には、Navigatorの認定レベルを確認しておくべきです。Salesforceパートナーには、製品・業界・サービスにおける専門能力を知識・経験・品質の3つの側面から評価した、Navigatorの認定レベルが採用されています

Navigatorの認定レベルは、次の3段階で評価されています。

  • Expert
  • Level ⅡSpecialist
  • Level I Specialist

「Expert」は最も認定レベルが高く、専門的な知識・経験・品質を有しているパートナーです。

下記のページから「製品」「業界」「サービス」の3項目から、パートナー企業の認定レベルを確認できます。

参照元|セールスフォース・ジャパン「製品・業界・サービス別認定パートナー」

認定コンサルタントの有無

Salesforceのパートナーには、認定コンサルタントが在籍する企業が存在します。認定コンサルタントとは、Salesforceの導入・運用を技術的な側面からサポートするだけでなく、豊富な専門知識と経験に基づいた定着・活用支援をコンサルティングするSalesforceの専門家です。

コンサルティングパートナーの一覧画面から企業ロゴをクリックすると、顧客満足度・対応プロジェクト数・認定コンサルタントの在籍数の項目を確認できるため、パートナーレベルの質を確認できます。

導入・定着支援を依頼するなら、豊富なノウハウと経験を持つ認定コンサルタントにサポートしてもらった方が、より効率的に自社の課題を解決できます。

Salesforceを導入・運用する目的

パートナー選びの前に、Salesforceを導入・運用する目的を明確化しましょう。Salesforceの導入目的を明確化しなければ、どのような業種・製品・サポート体制に対応したパートナーを探すべきか判断できません。

Salesforceのパートナーは、それぞれ得意とするジャンルや対応範囲が異なるため「なぜSalesforceを導入・運用したいのか」目的によって、依頼するパートナーが変わります。

Salesforceを導入・運用する際にはパートナー企業に相談しよう!

Salesforceを導入・運用したい場合は、信頼できるパートナー企業を探しましょう。パートナー企業はSalesforceの導入から運用・アプリ開発までをサポートするSalesforceに熟知した専門企業です。

ライセンス販売から導入・運用支援まで行えるため、Salesforceを導入する際にはパートナー企業に相談した方がスムーズに導入・業務定着ができます。

パートナー企業のレベルを判断するには、Navigatorの認定レベルや認定コンサルタントの有無・過去の導入実績を確認することが大切です。

豊富な実績とノウハウを持つパートナー企業を探して、Salesforceを効果的に活用しましょう。

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松永創 FLUED CEO / 代表取締役 BtoBマーケティングスペシャリスト

国内システムメーカーの営業としてキャリアをスタート。その後 テレマーケティング企業で事業/拠点の立ち上げ・営業企画に従事。自身もインサイドセールス部門での業務経験を積む。

その後B2Bマーケティングエージェンシーでベンチャー企業から大手IT企業、製造業など様々なマーケティングに携わる。BtoBマーケティング/営業DX/インサイドセールスで携わった企業/プロジェクトの数は500以上に及び、スピード感あふれるコンサルティングには定評がある。

B2Bマーケティング/営業DXなどのテーマを中心になど講演多數。