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HubSpotで顧客管理できる?各機能でできることや使い方を徹底解説!

2023.06.19

2023.06.19

HubSpot

HubSpotを活用して顧客管理を効率化したいと考えていませんか?

顧客管理ができるHubSpot CRMを導入すれば、現在の管理業務にかかるタスクを軽減して生産性を向上できます。

HubSpotの導入を検討している方は、顧客管理の方法や注意点を確認しておきましょう。

そこで、今回はHubSpotで顧客管理をする方法について、無料で活用できる機能や管理方法について詳しく解説します。

HubSpotで顧客管理をする際の注意点もあわせて解説しますので、最後まで読んで導入すべきか検討してください。

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HubSpotとは?

HubSpotとは、マーケティングや営業・コンテンツ管理をサポートするCRMツールです。

世界120カ国・17万社が利用しており、さまざまなビジネスシーンの業務を効率化できます。

HubSpotには、主に4つの「Hub」に機能が分類されており、自社の課題や目的に応じたツールを活用することが大切です。

  • HubSpot CRM
  • Marketing HUB
  • Sales Hub
  • Service Hub

それぞれの「Hub」について紹介しますので、HubSpot導入の参考にしてください。

HubSpot CRM

HubSpot CRMは、顧客情報の統合管理を支援するツールです。顧客との関係を構築し、強化するための機能が備わっています。

HubSpot CRMで使用できる機能は、次の通りです。

  • 連絡先管理
  • 取引管理
  • タスク管理
  • メールの追跡
  • レポート
  • Webチャット
  • 書類作成

顧客管理や営業支援に活用できるHubSpot CRMは、無料で利用できます。

HubSpot CMRの営業活動に役立つメール追跡やチャット機能、見積書作成機能を活用して、業務を効率化しましょう。

Marketing HUB

Marketing Hubは、マーケティング活動の管理に効果的なツールです。Marketing Hubは、マーケティング活動に必要なデータ管理や、活動効果を測定して改善へと役立てる分析に活用できます

Marketing Hubで使用できる機能は、次の通りです。

  • Webサイトの作成と管理
  • コンテンツ管理
  • 電子メールマーケティング
  • SNS管理
  • フォーム、LP作成管理

以上のように、インバウンドマーケティングに役立つ機能が備わっています。

Marketing Hubを使用すれば、キャンペーンの作成と実行・リードの獲得・リードのナーチャリング(育成)が可能ですので、マーケティング活動に注力したい方は導入してみましょう。

Sales Hub

Sales Hubは、営業活動を支援するためのツールです。Sales Hubでは、営業活動に必要な顧客情報やさまざまな機能を備えています。

Sales Hubで使用できる機能は、次の通りです。

  • 連絡先や企業のプロファイル
  • タスクと予定管理
  • Eメールテンプレートとトラッキング
  • セールスプロセスの管理
  • ドキュメントの共有とトラッキング

以上のように、営業活動が効率化する機能が満載です。

Sales Hubを使用すれば、顧客との関係を強化、売上を追跡し営業活動を可視化できます。

Service Hub

Service Hubは、顧客サポートやカスタマーサービスを強化できるツールです。Service Hubを導入すれば、顧客とのコミュニケーションを円滑にしてカスタマーサービス業務を効率化できます。

Service Hubで使用できる機能は、次の通りです。

  • 顧客からの問い合わせの管理
  • チケットの作成と追跡
  • ヘルプデスクの作成と共有
  • チャットや通話による顧客支援

問い合わせの管理からヘルプデスクやチャット機能まで、カスタマーサービスに役立つ機能が充実しています。

Service Hubは、カスタマーサービスを自動化して顧客満足度の向上が期待できるツールなので、カスタマーサポートに課題がある方は導入を検討してみてください。

無料で顧客管理ができるHubSpot CRMの機能

HubSpot CRMは、無料で顧客管理ができるCRMプラットフォームです。HubSpot CRMには、次の機能が備わっています。

  • ダッシュボード
    売上高やチケット数を管理画面で把握・分析ができる機能
  • コンタクト
    顧客情報やマーケティング情報などのコンタクトを管理できる機能
  • コミュニケーション
    メールやチャットなど顧客とコミュニケーションを取るための機能
  • マーケティング
    フォームやチャットボット、ダッシュボードを活用してマーケティング施策ができる機能
  • セールス
    取引やパイプライン、タスク、ドキュメントを管理する機能
  • サービス
    顧客対応にかかる時間や問い合わせ件数を管理する機能
  • ワークフロー

以上のように、HubSpot CRMは顧客管理に役立つ機能が満載です。

もっとHubSpot CRMでできる内容を知りたい方は、下記の記事を読んでください。

HubSpotでできることは何?7つの主要機能を徹底解説

HubSpot CRMで顧客管理をする方法

HubSpot CRMで顧客管理をする方法は、次の通りです。

  • HubSpotアカウント作成
  • コンタクト作成
  • コンタクト詳細設定
  • コンタクト管理

管理業務を効率化したい方は、HubSpot CRM導入に向けて顧客管理の手順を確認しておきましょう。

HubSpotアカウント作成

HubSpot CRMを使うためには、HubSpotのアカウントを作成しなければなりません。

HubSpotの公式ホームページより[無料で試す]をクリックして、[無料ツールを使ってみる]を選択してください。

その後、アカウント作成のためにログイン情報を入力します。ログイン情報にはメールアドレス・名前を入力して、[HubSpot CRM]を入手をクリックしましょう。

なお[Googleを使用して登録][Microsoftを使用して登録]を選択すると、ログイン情報の入力を短縮できます。

ログイン情報を入力できれば、WebサイトURLと会社情報の入力を求められます。従業員数や役職、業種など入力項目を記入して[登録を完了する]をクリックすれば、HubSpotアカウント作成が完了です。

コンタクト作成

まず、作成したアカウントでHubSpotへログインします。

最初にログインすると、[HubSpotとは?]と選択画面が表示されるので、クリックしてHubSpot CRMの概要説明を読み進めましょう。

その後[最初のコンタクトを作成]と表示されますので、クリックしてコンタクトを作成します。

コンタクト作成には「名前」「メールアドレス」「コンタクト担当者」「役職」の記入欄があるので、コンタクトが必要な人物情報を入力していきます。

なお、最初のログイン画面で[HubSpotとは?]をスキップした場合は、画面上部のメニューバーにある[コンタクト]からコンタクト作成をしてください。

コンタクト詳細設定

作成したコンタクトから、さらに詳しい情報を追記していきます。

対象のコンタクトを表示して[詳細を表示]をクリックして、コンタクトプロパティ画面にアクセスしてください。

コンタクトプロパティ画面では、基本情報の他に「電話番号」「FAX番号」「HubSpotスコア」「HubSpotチーム」「見込み客を獲得した日付」など、対象のコンタクトに対する詳細情報を記載できます。

顧客管理に必要な情報を追記して、より精度の高いコンタクト情報を管理しましょう。

コンタクト管理

コンタクトを作成できたら、必要に応じてタスクを追記したり電話やメールを送ったりと、コンタクト管理ができます。

コンタクト画面から追記したタスクは、アクティビティで確認できるので、次のアクションを見落とさないように活用しましょう。

また「コンタクト」と「会社」や「取引」を紐づけておくと、商談やアクションに応じて必要なコンタクト情報を瞬時に引き出せます

紐付けられたコンタクトはアクティビティから情報を確認できるため、顧客管理の際に便利です。

HubSpot CRMを活用して、コンタクト管理を効率化しましょう。

HubSpotで顧客管理をする際の注意点

HubSpotを活用すれば顧客管理を充実させられます。しかし、HubSpotを使う際の注意点を知らなければ、顧客管理で失敗するかもしれません。

HubSpotで顧客管理をする際には、下記の注意点を確認しておきましょう。

  • 定着までフォローが必要
  • 顧客管理の目的を共有する
  • 無料プランでは限界がある

定着までフォローが必要

HubSpotで顧客管理をする際は、定着までフォローが必要なことを理解しておいてください。

HubSpotの運営・操作方法に慣れるまでに時間がかかります。HubSpotを導入してすぐに成果が出ると考えている場合は、定着するまでの時間とのギャップに後悔するかもしれません。

HubSpotは幅広い分野に対応できる多様な機能を備えたツールです。そのため、すべての機能を使いこなして顧客管理をするまでに一定の時間がかかります。

顧客管理を始めた際には、管理方法やレギュレーションを把握するまでに一定の時間が必要であることを理解しておきましょう。

HubSpotで顧客管理をする際には、専任の担当者を設けて定着までフォローを徹底してください。

顧客管理の目的を共有する

顧客管理の目的を明確にしていないと、ただ「入力するだけ」の作業になってしまいます。

目的に応じた顧客管理表を作成し、関係者に「なぜ情報を入力するのか」目的を共有しましょう。
顧客管理の目的を共有していないと、情報を入力することに抵抗を感じて十分な情報を収集できません。

顧客管理の目的を明確にして、情報を入力する意味を理解してもらうことが大切です。

HubSpotを使って顧客管理をする際には、社内や顧客に顧客情報を管理する目的を共有して、前向きに情報を入力してもらえるよう呼びかけましょう

無料プランでは限界がある

HubSpotの無料プランで利用できる機能には限界があります

HubSpot CRMも無料で利用できるCRMツールですが、マーケティングやヘルプデスクを自動化して、SEO対策やA/Bテストツール機能を活用するには、HubSpotの有料プランを利用しなければなりません。

無料プランのみで顧客管理ができれば問題ありませんが、HubSpotには有料プランがあるため、無料で利用する場合は限界があることを理解しておきましょう。

自社の目的に応じて必要な機能が備わった、HubSpotの有料プラン・ツールの導入を検討することが大切です。

顧客管理を効率化したい方はHubSpotを導入しよう!

HubSpotを活用すれば、顧客管理を効率化できます。

HubSpotにはさまざまなツール・機能が存在しますが、中でもHubSpot CRMは顧客管理を効率化するための機能が揃った最適なツールです。

コンタクト情報を管理したり顧客とのコミュニケーションを円滑化したりマーケティング施策に役立てたりと、HubSpot CRMでできることはたくさんあります。

この記事で紹介したHubSpotで顧客管理をする方法と注意点を理解して、管理業務を効率化してください。

まずは無料プランの導入を検討して、必要があればHubSpotの有料ツール・プランを導入しましょう。

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松永創 FLUED CEO / 代表取締役 Hubspotシニアスペシャリスト

B2Bマーケティングエージェンシーでベンチャー企業から大手IT企業、製造業など様々なマーケティングに携わる。 HubSpotゴールドパートナーとしても認定され、サポート実績多数。WEBを中心としたオンライン施策から、インサイドセールスや展示会といったオフライン施策まで幅広く支援している。携わった企業/プロジェクトの数は500以上に及び、スピード感あふれるコンサルティングには定評がある。 B2Bマーケティング/営業DXなどのテーマを中心になど講演多數。