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AI議事録自動作成ツールのおすすめ7選を比較!選び方や注意点についても解説

2024.04.30

2024.04.30

営業DXツール

AIを使った議事録作成ツールをご存知でしょうか?

「AI議事録自動作成ツール」では、会議や打ち合わせの内容を自動的に文字起こしし、要約まで実施してくれます。

以前の文字起こしツールとは比較にならないくらい高い精度を誇るため、議事録作成が簡単です。

そこで本記事では、AI議事録自動作成ツールの特徴や機能、注意点などを解説します。

おすすめツール7選を厳選してご紹介するので、ぜひ最後までお読みください。

結論から言うと、おすすめのAI議事録自動作成ツールは「tl;dv(ティーエルディーブイ)」です。

tl;dvは高い文字起こし精度と使いやすさが特徴で、Zoom、Google Meet、Microsoft Teamsなどの主要なWeb会議ツールと連携できます。

そのため、幅広いビジネスシーンで活用可能です。

株式会社FLUEDでは、YouTubeチャンネルを運営し「tl;dv」について解説しています。気になる方はぜひチェックしてください。

AI議事録自動作成ツールとは?

AI議事録自動作成ツールとは、会議やミーティングの内容を自動的に記録し、要約したり分析したりできるシステムです。

このツールは、AIの音声認識技術を利用して、リアルタイムの会話をテキストに変換し、議事録を自動的に生成します。

従来、議事録作成は人間が手作業で実施していました。

会議や打ち合わせの内容を注意深く聞き、重要なポイントをメモし、終了後にまとめる作業です。

時間と労力がかかるため、できれば作成したくない方も多いでしょう。

しかし、AI議事録自動作成ツールを使えば、この負担が大幅に軽減されます。

ツールが自動的に会議の内容を記録し、要約してくれるため、参加者は会議に集中することが可能です。

議事録作成に費やしていた時間をほかの重要なタスクに充てられるため、業務効率化と生産性向上に大きく貢献します。

これまで1時間の会議の議事録作成に、1時間ほどかかるのが一般的でした。しかし、AI議事録自動作成ツールであれば、数分で完了します。

AI議事録自動作成ツールの代表的な7つの機能

AI議事録自動作成ツールには、主に以下の機能があります。

  • 文字起こし
  • 議事録の編集や共有
  • 要約
  • 多言語の翻訳
  • スライダー・速度調整
  • 検索
  • 分析

上記7つの機能の詳細を確認しましょう。

文字起こし

文字起こし機能は、AI議事録自動作成ツールの中核をなす機能です。

会議やセミナーの音声・録音データをAIがテキストに自動変換します。

近年のAI技術の進歩により、文字起こしの精度は格段に向上しました。

手書きと比べて簡単かつ迅速に文字起こしが可能で、発言者ごとに内容を分けることもできます。

文字起こし機能により、議事録作成の効率が大幅に改善されます。

議事録の編集や共有

AI議事録自動作成ツールの文字起こし精度は高いものの、100%完璧とは言えません。

変換ミスや誤字脱字が発生するときもあるため、編集機能は非常に重要です。

編集機能を使えば、ミスの修正や補足情報の追加が可能となり、より正確で完成度の高い議事録を作成できます。

さらに、共有機能も備わっているツールが多くあります。

共有機能を使えば、作成した議事録をリンク一つで簡単に共有可能です。

メールで添付ファイルを送ったり、クラウドストレージにアップロードしたりする必要がなく、関係者全員がスムーズに議事録にアクセスできます。

要約

AI議事録自動作成ツールには、文字起こしした内容を要約する機能も備わっています。

例えば、1時間の会議を文字起こしすると、文字数は15,000字から20,000字になります。

自動でされていても、この文字起こしを全て読むのは現実的ではありません。

そこで、要約機能の出番です。

要約機能を使えば、会議の概要を瞬時にまとめられます。

重要なポイントや決定事項など、必要な情報だけを抽出してくれるため、議事録の内容を素早く把握することが可能です。

多言語の翻訳

グローバル化が進む中、AI議事録自動作成ツールに搭載された多言語翻訳機能の重要性が高まっています。

参加者それぞれが異なる言語を話す場合、議事録作成は非常に複雑で時間のかかる作業です。

しかしこの機能があれば、多言語が使用される会議やミーティングの議事録作成が容易になります。

グローバル化が進む現代のビジネス環境では、このような翻訳機能が求められるでしょう。

海外のクライアントと話すときに、このような多言語翻訳機能があるととても便利です。グローバルにビジネスを展開する方には、特におすすめです。

スライダー・速度調整

AI議事録自動作成ツールの多くは、聞き逃した部分の確認や効率的な復習を可能にする、スライダー機能と再生速度の調整機能があります。

スライダー機能は、音声や動画の再生位置を自由に移動できる機能です。

聞き逃した部分や確認したい箇所を素早く見つけられます。

また、再生速度の調整機能を使えば、通常の速度では聞き取りにくい箇所を、ゆっくりと再生することが可能です。

一方で、復習する際には、高速再生で効率的に確認できます。

いずれもAI議事録自動作成ツールの標準的な機能です。

検索

長い議事録の中から必要な情報を探し出すのは、大変な作業です。

しかし、AI議事録自動作成ツールには基本的に検索機能が備わっているため、特定のキーワードを含む発言をすぐに見つけられます。

パソコンでは、Windowsの場合は「Ctrl」+「F」、Macの場合は「command(⌘)」+「F」のショートカットキーを使って検索できます。

また、多くのアプリ版でも検索機能が搭載されています。

分析

AI議事録自動作成ツールの中には、AIを活用した高度な分析機能もあります。

この分析機能は、会議の内容をより深く理解するために非常に便利です。

例えば、会議中に頻繁に使われた言葉や参加者の発言頻度、特定のトピックに対する重要度や感情などを自動的に分析してくれます。

また、参加者の声のトーンや抑揚、沈黙の長さなどから、感情や反応を推測することが可能です。

このような情報から、会議の主要なテーマや参加者の関心事を把握できるようになります。

AI議事録自動作成ツールを使用する際の3つの注意点

多機能なAI議事録自動作成ツールですが、使用する際は以下の点に注意しましょう。

  • 確認や修正が基本的に必要
  • 録音環境の整備が必要
  • プライバシーとセキュリティに配慮が必要

詳細は以下の通りです。

確認や修正が基本的に必要

AI議事録自動作成ツールは、高度な音声認識技術を使用していますが、100%の精度を保証するものではありません。

特に、専門用語や固有名詞、話者の口調や方言などによっては、誤変換や誤認識が発生する場合があります。

そのため、自動生成された議事録は、必ず人間が内容を確認し、必要に応じて修正しましょう。

AIによる自動化は業務効率化に役立ちますが、最終的な品質管理は人間側で責任を取ることが重要です。

今後、AIの精度はさらに上がっていくため、近い将来、人間による確認が不要になると考えています。このようなツールは生産性が向上するので、すぐに導入することをおすすめします。

録音環境の整備が必要

AI議事録自動作成ツールが正確に機能するためには、良好な録音環境が不可欠です。

会議室の騒音やエコー、参加者の声量や話し方の違いなどは、音声認識の精度に大きな影響を与えます。

マイクの位置や設定、部屋の防音対策など、録音環境を整備することで、より高品質な議事録を作成できます。

また、参加者には、はっきりとした発言を心がけてもらうことも大切です。

録音環境の最適化は、AI議事録自動作成ツールを有効に活用するための前提条件と言えます。

プライバシーとセキュリティに配慮が必要

会議の内容に機密情報や個人に関わる情報が含まれる場合、AI議事録自動作成ツールの使用には十分な注意が必要です。

クラウドサービスを利用する場合、データの保管場所やアクセス制限、パスワード設定など、セキュリティ面に気をつけなければなりません。

AI議事録自動作成ツールを導入する際は、セキュリティ対策が十分にされたものを選びましょう。

AI議事録自動作成ツールを選択する際のポイント

AI議事録自動作成ツールを選ぶ際は、以下の5つのポイントを考慮することをおすすめします。

  • 文字起こしの精度
  • コスト
  • 搭載機能
  • 日本語対応
  • オンライン会議ツールとの連携

それぞれの詳細について確認しましょう。

文字起こしの精度

AI議事録自動作成ツールを使用する際、文字起こしの精度は非常に重要です。

精度が低いと、コストをかけて導入した意味がなくなってしまいます。

そのため、AI議事録自動作成ツールを選ぶ際は、文字起こしの精度を入念にチェックする必要があります。

多くのツールが無料プランを用意しているため、まずはそれらを試して精度を確認するのがおすすめです。

また、ネット上の口コミ・評判を調べるのも良い方法です。

実際のユーザーの意見を参考にすることで、ツールの性能をより正確に把握できます。

弊社、株式会社FLUEDでは、AI議事録自動作成ツール「tl;dv」(内部リンク)を利用しています。無料プランがあるため、文字起こしの精度や使い勝手を試すには、おすすめです。

コスト

AI議事録自動作成ツールは、一般的に月額課金制のサービスです。

個人プランであれば月に1,000円程度で利用できますが、法人プランになると月額数万円から数十万円するケースもあります。

利用目的や利用人数、必要な機能などを考慮して、最適なプランを選ぶことが重要です。

1社に決め打ちすると、後から後悔することが多いため、4〜5社を比較しましょう。

各社の料金体系や提供機能、サポート体制などを詳しく調べると、AI議事録自動作成ツールの相場や特徴が分かるようになります。

コスト面だけでなく、総合的な観点から評価することが賢明な選択です。

搭載機能

AI議事録自動作成ツールを選ぶ際は、自社で必要としている機能が搭載されているかを事前にチェックしましょう。

前述の「AI議事録自動作成ツールの代表的な7つの機能」の中から、自社のニーズに合った機能を見極めてみてください。

必要な機能を満たすツールを選ぶことで、議事録作成の自動化が進みます。

例えば、グローバル企業のA社では、多言語翻訳機能のAI議事録自動作成ツールが向いています。

日本語対応

AI議事録自動作成ツールには、海外の製品もたくさんあります。

しかし、中には日本語に対応していないツールもあるため、注意が必要です。

日本語特有の言い回しや文法、敬語などに対応していないと、文字起こしの精度が大きく低下してしまいます。

また、日本語でのサポートが受けられないツールもあるため、トラブル発生時の対応に不安が残ります。

オンライン会議ツールとの連携

AI議事録自動作成ツールを選ぶ際は、普段使用しているオンライン会議ツールとの連携が可能かどうかを確認しましょう。

ツールによって対応状況が異なるため、事前の確認が重要です。

特に、ZoomやGoogle Meet、Microsoft Teamsなど、主要な製品に対応しているかどうかがポイントと言えます。

後からオンライン会議ツールを変更するのは難しいケースも多いため、現在使用しているツールと連携できるAI議事録自動作成ツールを選ぶのが賢明です。

弊社がパートナーのAI議事録自動作成ツール「tl;dv」はZoomやGoogle Meet、Microsoft Teamsのいずれにも対応しています。本ツールのメリット・デメリットは以下の記事で解説しているので、ぜひご確認ください。

>>文字起こしツール「tl;dv」とは?3つの料金プランや使い方をわかりやすく解説

【アプリ対応】おすすめのAI議事録自動作成ツール7選

最後に、AI議事録自動作成ツールのおすすめ7選をご紹介します。

サービス名特徴料金アプリ対応
tl;dv使用ユーザーで世界で100万人以上月額25ドル年間240ドル(月20ドル)
※特別割引あり
×
MiitelAIでトーク分析を実行するクラウドIP電話月額5,980円(税抜)×
amptalkIP電話と文字起こしのサービス月額4,000円〜×
AI GIJIROKUオフライン会議でも利用可能月額1,500円〜
Jamroll文字起こしと要約機能で即時議事録作成年間19,800円(税込)〜×
Notta1時間の音声を5分で文字起こしフリー:0円
プレミアム:月額2,200円
ビジネス:月額4,180円
エンタープライズ:要問い合わせ
AI議事録取れる君業界初のAI自動要約機能個人:月額1,078円(税込)〜
法人:要問い合わせ
×

tl;dv

引用元|tl;dv公式サイト

tl;dv(ティーエルディーヴィー)は、Web会議を自動で録画・文字起こしを実行するAIツールです。

”too long; didn’t view”の略語で、会議の内容を効率的に記録します。

世界中で利用されており、すでに使用ユーザーが100万人を超えるほどの人気を誇ります。

また、ZoomやGoogle Meet、Microsoft Teamsに対応しているため、これらのサービスをご利用の方にとって導入しやすいツールです。

詳細は下記の記事を参考にしてください。

>>AI議事録ツール「tl;dv」とは?料金プランや使い方、文字起こし機能などについて詳しく解説

弊社「株式会社FLUED」は、日本で初めてのtl;dvの導入支援パートナーです。弊社経由で申し込みすると、通常価格の30%オフ(半年間)で契約できます。

▽株式会社FLUED経由の専用の購入用リンク
https://tldv.cello.so/G5JItEWBMRX

Miitel

引用元|Miitel公式サイト

Miitel(ミーテル)は、AIを活用したトーク分析機能を搭載するクラウドIP電話です。

発信と受信時の対応が自動で録音され、文字起こしされます。

本ツールをパソコンかスマホに導入し会議や打ち合わせをすれば、会話内容を文字起こしできます。

また、ChatGPTを利用した要約機能も備えているため、議事録作成の手間を大幅に削減できます。

さらに、Miitelは営業支援ツールであるHubSpotとの連携も可能です。

打ち合わせや電話の内容をHubSpotに自動で連携できるため、業務の効率化を図れます。

詳細については、下記記事をチェックしてください。

>>MiiTelとHubSpotの連携でインサイドセールス・営業の電話業務を効率化!メリットや導入方法を解説

amptalk

引用元|amptalk

amptalk(アンプトーク)は、IP電話とオンライン商談の内容をAIが文字起こしし、解析まで行なうツールです。

商談解析ツールの「amptalk analysis」、営業補助ツールの「amptalk assist」の2製品をラインナップしています。

前者の「amptalk analysis」では、商談や打ち合わせの内容をすべて文字起こしし、発言者ごとに分類します。

話した時間や質問内容、トピックの内容などを具体的に見える化できるため、議事録作成に役立ちます。

また、Salesforce、HubSpot、Slackなどの主要なビジネスツールと連携可能です。

会議や打ち合わせの内容を効率的に管理できるようになります。

AI GIJIROKU

引用元|AI GIJIROKU  公式サイト

AI GIJIROKU(エーアイギジロク)は、Web会議ツールと連携するだけで、会議の内容を自動的に文字起こしできるツールです。

大きな特徴は、参加者が同じ場所にいる場合でも、離れた場所にいる場合でも、高い精度で文字起こしができる点です。

オンライン会議だけでなく、オフラインの会議にも対応しています。

また、AI要約機能や清書機能も搭載。

文字起こしされた内容を簡単に要約したり、読みやすく整形したりできるため、より効率的に議事録作成ができます。

Jamroll

引用元|Jamroll 公式サイト

Jamroll(ジャムロール)は、文字起こしと要約機能を活用して、すぐに議事録を作成できるAI議事録自動作成ツールです。

SFA(営業支援システム)やCRM(顧客関係管理)ツールとの連携が可能なため、議事録を営業活動に活用できます。

特に、Jamrollは使いやすさに優れています。

初期設定が簡単で、数クリックでオンライン会議の録画開始が可能です。

さらに、AIを活用した感情分析や会話解析の機能を搭載。

会議参加者の感情や反応を分析し、セールスの改善に役立てます。

Notta

引用元|Notta 公式サイト

Notta(ノッタ)は、高性能なAI文字起こしツールです。

1時間の音声を5分で文字起こしできるほか、AIで内容を要約もする機能もあるため、議事録作成に時間がかかりません。

直接文章化するだけでなく、複数人を音声認識することもできます。

話者の区別もできるため、誰が何を話したのかが一目瞭然です。

無料プランも用意されていて、月に120分まで録音し、1回につき3分までのリアルタイムで文字起こしができます。

AI議事録取れる君

引用元|AI議事録取れる君 公式サイト

AI議事録取れる君は、業界初のAI自動要約機能を搭載した議事録作成ツールです。

音声データを文字起こしすると、AIが内容を解析し、小見出しとその要点を箇条書きで自動生成します。

議事録の作成や整理が大幅に効率化できるようになります。

個人と法人向けのプランがあり、月額1,078円(税込)から利用可能です。

個人プランには7日間の無料体験期間もあるため、気軽に試せます。

AI議事録自動作成ツールは今後欠かせなくなる

AI技術の急速な進歩により、AI議事録自動作成ツールは目覚ましい進化を遂げています。

文字起こしの精度や要約の質が向上し、ユーザーの利便性が大幅に高まっています。

本記事で紹介した7つのツールから、自社のニーズに合ったものをまずは使うことをおすすめします。

特にtl;dvは弊社経由で特別割引を提供できるため、公式サイトで申し込むよりお得です。

AI議事録自動作成ツールを活用して、業務の効率化と生産性向上を図りましょう。

今後、業務の効率化や生産性向上に向けて、AI議事録自動作成ツールは欠かせないアイテムになっていくのではないでしょうか。

▽株式会社FLUED経由の専用の購入用リンク
https://tldv.cello.so/G5JItEWBMRX


松永創

FLUED CEO / 代表取締役 Hubspotシニアスペシャリスト

株式会社FLUED CEO / 代表取締役 松永 創(まつなが そう)
1984年生まれ、福岡出身。2006年、音楽関係の仕事からBtoB営業の道へ。アナログ営業が中心の時代に「CRM」に着目し、社内CRMツールの構築やウェビナー施策で売上を2倍以上成長させた。
その後、大手広告代理店系マーケティング支援会社で「Webサイト制作・広告運用」「インサイドセールス」「新規事業開発・DX」などの支援を経験。
2019年4月、まだ日本では数少ないBtoBマーケティング/営業に特化した専門家集団「株式会社FLUED」を起業。2022年に国内初のBtoB営業DXに関する書籍「業務効率化からはじめるBtoB営業DX」を出版した。
2024年に国内2社のみとなるHubSpotダイヤモンドパートナーに認定を受ける。
スタートアップから上場企業まで幅広くサポートし、13年のキャリアで支援したプロジェクトは500件以上。自社メディア「営業DX.jp」を運営。プライベートでは1児の父。