SalesforceとのAPI連携におすすめのツール10選を比較!

2021.02.02

2021.07.15

営業DXツール

そもそも「Salesforce」とは?

Salesforceは、セールスフォース・ドットコムが提供しているSFA・CRMツールです。セールス部門やマーケティング部門、カスタマーサービス部門など、組織で必要なあらゆるデータを一元的に管理できます。

またSalesforceは、クラウド型SFA・CRMツールの先駆けとして、さまざまなシステム・ツールとのAPI連携に対応しています。連携可能なツールが非常に豊富なので、自社に合ったシステムを見つけやすいのがメリットです。

Salesforceと連携できるツールの例

ここでは、Salesforceと連携しやすい代表的なツールをいくつかご紹介します。MAやBIツールなど、さまざまなシステムが対応しているので、参考にしてみてください。

MA・CMS

MAとは「マーケティングオートメーション」のことで、企業のマーケティング活動で行う業務を自動化・可視化できるツールです。またCMSとは「コンテンツ管理システム」のことで、Webサイトに必要な画像やレイアウトなどを一元管理できます。

SalesforceとMA・CMSを連携させることで、Webサイト上で入力されたフォームの情報をSalesforceへ送り、自動でリードデータを作成する、といったことが可能です。

ほかにも、営業担当者とマーケティング担当者で共有するデータが同じになるので、スムーズにコミュニケーションができるというメリットがあります。

BIツール

BIツールとは、企業内に蓄積されているデータを収集・分析・加工して、リーダーの意思決定を支援できるツールのことです。近年、企業が扱うデータの量が増加していくにつれて、BIツールの重要度が日に日に増しています。

SalesforceとBIツールを連携させることで、自社の業界や手法に合わせて分析レポートを表示できるのがメリットです。また、分析レポートを表計算ソフトやドキュメントファイルへ出力し、取引先への報告資料を自動で作成する、といったことも可能になります。

会計システム

会計システムとは、財務会計や管理会計といった会計に関わる情報を一元管理できるシステムのことです。企業の経理業務で煩雑になりがちな、決算書作成や法人税の申告業務などをスムーズにできます。

会計システムがSalesforceと連携していることで、入金情報や財務諸表データなどを、Salesforce上で確認することが可能。異なるシステムへいちいちアクセスする必要がなくなるので、営業担当者の業務効率が向上します。

電子契約システム

電子契約システムとは、これまで紙で交わしていた契約を、Web上ですべて完結させられるサービスのこと。電子署名やタイムスタンプといったものが印鑑の代わりとして機能し、信用を担保できます。

Salesforceと電子契約システムを連携させることで、契約書の送信業務や確認業務をSalesforce上で行えるのがメリットです。契約に関する進捗情報などを入力する手間を省くことで、業務効率の向上を期待できます。

Salesforceとの連携で失敗しないためのポイント

ここでは、Salesforceと他ツールを連携する際に気を付けておきたいポイントを合計で3つご紹介します。システム的な部分だけでなく、人のマネジメントやコントロールも重要です。

ツールを主体に業務を設計する

Salesforceとの連携で業務の効率化を図る際は、あくまでも、自社の業務の流れとツールが完全に一致するわけではない点に留意しましょう。Salesforceは非常に多機能・オープンなツールではあるものの、業界の慣習や自社独自のフローにまで対応するわけではありません。

連携によるメリットを享受するには、ツールのフローへ、自社の業務を合わせていく柔軟性をもつことが大切です。データの転記や集計などの正確性が求められる業務については、人間よりもツールの方が勝っているので、まずはそれらの業務フローの変革から取り組んでいきましょう。

専任者を配置する

Salesforceと他ツールを連携させると、システムだけでなく組織や人の動きまで変わってきます。そのため、情報システム部門だけで完結させるプロジェクトとして推進するのではなく、営業担当者なども含めた全体を統括できる専任者を選定し、推進しましょう。

連携のプロジェクトを「なんとなく」「中途半端」に進めていても、なかなかうまくは進みません。専任者には相応の権限を与えるなど、思い切って進めていくことが重要です。

Salesforceの学習プラットフォームやコミュニティを利用する

Salesforceと他ツールの連携でぜひ活用したいのが、「Trailhead」や「Salesforce Trailblazers」といった学習プラットフォームやコミュニティです。これらを活用することで、自社で抱えている技術的・組織的な課題をいち早く解決できる可能性があります。

なお「Trailhead」とは、Salesforceに関するスキルを学べる学習プラットフォームのことです。非常に多くのトピックが掲載されており、学習していくことで新たな知見を手に入れられます。

「Salesforce Trailblazers」は、Salesforceの利用ユーザーが集まってつながれるコミュニティです。開催されているイベントへ参加することで、さまざまな情報を手に入れられます。

Salesforceと連携できるおすすめツール10選をご紹介

ここでは、Salesforceとの連携におすすめのツール10選をご紹介しています。さらに詳しく知りたい方は、Salesforceの公式サイト「Salesforce AppExchange」にて、連携可能なアプリが紹介されているので、ぜひチェックしてみてください。

HubSpot Marketing Hub:MA

HubSpot Marketing Hubの公式ページで詳しく見る

HubSpot Marketing Hubは、HubSpotが提供するマーケティングオートメーションツールです。ワークフローを活用してステップメールの配信を自動化したり、Webサイトの改善につなげるためのアイデアを提案したりできます。

Marketing HubとSalesforceを連携させることで、リードに関する情報をセールスチームと同じデータで共有できるのがメリット。リードに責任をもつ営業担当者に代わって、マーケティング担当者がEメールを送ることもできます。

HubSpot Marketing HubとSalesforceの連携についての詳細は、以下のリンクをご確認ください。

https://www.hubspot.jp/products/salesforce

クラウドERP freee:ERP・会計システム

クラウドERP freeeの公式ページで詳しく見る

クラウドERP freeeは、freee株式会社が提供する中堅企業向けERP。導入することで、勤怠管理・ワークフローの電子化・経理業務の一元化などを一気にできるのが特徴です。

クラウドERP freeeとSalesforceを連携させることで、債権の入金状況をSalesforce上で確認できるようになります。ほかにも、freeeで管理している損益計算書を表示したり、請求書の詳細項目をfreeeへ補完入力したりできます。

クラウドERP freeeとSalesforceの連携についての詳細は、以下のリンクをご確認ください。

https://www.freee.co.jp/cloud-erp/sfa/

請求管理ロボ:請求書管理システム

請求管理ロボの公式ページで詳しく見る

請求管理ロボは、株式会社ROBOT PAYMENTが提供する請求書管理システム。請求管理や入金消込、未入金の催促といった業務を自動で行えるのが特徴です。

請求管理ロボは、データ連携を前提に設計されており、もちろんSalesforceとの連携も可能です。具体的には、「API連携版」と「AppExchange版」の2種類があります。それぞれで価格や連携の難易度が違う点に留意しましょう。

請求管理ロボとSalesforceの連携についての詳細は、以下のリンクをご確認ください。

https://www.robotpayment.co.jp/service/mikata/solution/api/salesforce.html

クラウドサイン:電子契約システム

クラウドサインの公式ページで詳しく見る

クラウドサインは、弁護士ドットコム株式会社が展開している電子契約システム。弁護士監修のもとで、日本の法律に則りながら運用しているのが特徴です。活用することで、契約業務をすべてWeb上で済ませられます。

クラウドサインとSalesforceを連携させることで、Salesforce上へ契約書をアップロードし、そのまま取引先へ送信可能。ほかにも、営業担当者が抱える顧客ごとに、契約の進捗状況を随時確認できます。

クラウドサインとSalesforceの連携についての詳細は、以下のリンクでご確認ください。

https://www.terrasky.co.jp/cloudsign/

Zoomミーティング:Web会議システム

Zoomミーティングの公式ページで詳しく見る

Zoomミーティングは、無料から手軽に使用できるWeb会議システムです。最大1,000人までの参加に対応し、録画をしたりカレンダーと連携したりできるのが魅力です。

ZoomミーティングとSalesforceを連携させることで、Zoomで実施した会議をSalesforce上のアクティビティ履歴で確認できます。またZoomミーティングだけでなく、電話システム「Zoom Phone」や、ウェビナーツール「Zoom Webinars」との連携にも対応しています。

ZoomミーティングとSalesforceの連携についての詳細は、以下のリンクでご確認ください。

https://marketplace.zoom.us/apps/c8ZcoziZQoaFPE8x6INBag

NP掛け払い:企業間後払い決済代行サービス

NP掛け払いの公式ページで詳しく見る

NP掛け払いとは、株式会社ネットプロテクションズが提供する、企業間後払い決済代行サービス。導入することで、与信や代金回収、催促といった業務を代行してもらえるのがメリットです。

NP掛け払いとSalesforceを連携させることで、Salesforce上にある取引先や商談のデータを参照しながら、与信や請求書の発行をすることが可能。与信枠や入金状況は、Salesforceの画面上からすべて確認できます。

NP掛け払いとSalesforceの連携についての詳細は、以下のリンクをご確認ください。

https://np-kakebarai.com/contactus/form-sf/

MotionBoard:BIツール

MotionBoardの公式ページで詳しく見る

MotionBoardは、ウイングアーク1st株式会社が展開しているBIツールです。パッケージ版とクラウド版の2種類が用意されており、連携したデータをグラフや地図などで可視化できます。

Salesforceとの連携においては、32種類のチャートと、10種類以上の地図データを利用可能。ExcelやPowerPointなどで出力できるので、取引先などへの報告業務などを効率化できます。

MotionBoardとSalesforceの連携についての詳細は、以下のリンクでご確認ください。

https://www.wingarc.com/product/motionboard/cloud/salesforce/

Sansan:名刺管理システム

Sansanの公式ページで詳しく見る

Sansanは、Sansan株式会社が提供する名刺管理システム。顧客からもらった名刺の写真・名前・連絡先情報などをシステム上で一元管理できるのが特徴です。

SansanとSalesforceを連携させることで、取得した名刺データをSalesforceの顧客データとしてそのまま登録できます。重複の可能性があるデータは一覧で表示されるので、ごちゃごちゃになってしまう心配がありません。

SansanとSalesforceの連携についての詳細は、以下のリンクでご確認ください。

https://jp.sansan.com/solution/sf-connect/

formrun:フォーム作成サービス

formrunの公式ページで詳しく見る

formrunは、株式会社ベーシックが提供するフォーム作成サービスです。用意されているテンプレートをクリックし、追加するだけでフォームを簡単に作成できます。メール対応や対応状況の確認などを行えるのがメリットです。

Salesforceとの連携は、formrunのPROプランを選択している場合のみ可能。連携が実現すると、formrunへ登録してあるデータをSalesforce上の「オブジェクト」へ追加できます。

formrunとSalesforceの連携についての詳細は、以下のリンクでご確認ください。

https://faq.form.run/salesforce

Google Workspace:グループウェア

Google Workspaceの公式ページで詳しく見る

Google Workspaceは、Googleが展開しているグループウェアツールです。GmailやGoogle カレンダー、Google ドキュメントなどをビジネス用途として利用できます。

Google Workspaceは、Salesforceの「奨励パブリッククラウドプロバイダ」として選定されているのが特徴。Salesforceにあるデータをスプレッドシートへ出力したり、レコード情報をGmailでそのまま活用したりできます。

Google WorkspaceとSalesforcceの連携についての詳細は、以下のリンクでご確認ください。

https://cloud.google.com/salesforce?hl=ja

Salesforceと他システムを連携させて、データ管理を効率化しよう

この記事では、Salesforceと連携できるツールや、おすすめのサービスについてご紹介しました。連携を推進する際は、システム的な部分だけでなく、組織的な部分にも配慮して進めていくことが重要です。

もし、MAツールとの連携をお考えでしたら、HubSpotのMarketing Hubがおすすめです。ぜひ、自社にピッタリなツールを選定・連携させて、Salesforceを上手に使いこなしてみてください。

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松永創 FLUED CEO / 代表取締役 BtoBマーケティングスペシャリスト

松永創 FLUED CEO / 代表取締役 BtoBマーケティングスペシャリスト

国内システムメーカーの営業としてキャリアをスタート。その後 テレマーケティング企業で事業/拠点の立ち上げ・営業企画に従事。自身もインサイドセールス部門での業務経験を積む。

その後B2Bマーケティングエージェンシーでベンチャー企業から大手IT企業、製造業など様々なマーケティングに携わる。BtoBマーケティング/営業DX/インサイドセールスで携わった企業/プロジェクトの数は500以上に及び、スピード感あふれるコンサルティングには定評がある。

B2Bマーケティング/営業DXなどのテーマを中心になど講演多數。