【初心者向け】HubSpotの使い方を分かりやすく解説!

2021.01.05

2021.07.15

営業DXツール

HubSpotとは

引用元:HubSpot公式サイト

HubSpotとは、インバウンドマーケティングやカスタマーサービスをはじめとしたソフトウェア製品を開発・提供する企業です。2005年にアメリカのマサチューセッツ州で創業し、現在では世界中の企業で導入が進んでいます。

HubSpotでは主に、「マーケティング」「セールス」「カスタマーサービス」「コンテンツマネジメントシステム(CMS)」の分野でサービスを展開しているのが特徴です。ほとんどで無料プランを用意しているので、マーケティングツールを初めて使う方でも気軽に導入できます。

たとえば、見込み顧客の情報を一元管理できる「CRM(顧客関係管理)」や、メール送信やフォーム作成などの業務を効率化できる「MA(マーケティングオートメーション)」としての機能を利用できます。ほかにも、営業の案件情報などを管理できる「SFA(営業支援システム)」の機能も使用可能です。

また、画面の使いやすさや拡張性に優れているのが魅力です。HubSpotは、インサイドセールスやテレマーケティングの生産性を向上させたい方にとって、おすすめのツールだと言えるでしょう。

HubSpotで提供しているサービスの種類と機能

ここでは、HubSpotで提供しているサービスにはどのようなものがあるのか、また代表的な機能などについて解説します。

ツールは大きく3つに分けられ、それぞれの役割は上記画像のとおりです。

Marketing Hub

引用元:HubSpot公式サイト

HubSpotの「Marketing Hub」は、マーケティングオートメーションをはじめとしたマーケティング全般の業務を効率化できるサービスです。担当者に専門的な知識がなくとも、Webサイトのフォームページを作成したり、Webサイトの分析・改善を行ったりできます。

【プラン・料金】

  • 無料版
  • Starter…月額5,400円~
  • Professional…月額96,000円~
  • Enterprise…月額384,000円~

HubSpotのMarketing Hubにおける代表的な機能は以下です。

【フォーム作成機能】

フォーム作成機能では、お問い合わせや資料請求のための入力ページを作成できます。個別ページの下へ配置する通常のフォームはもちろん、画面のスクロールや離脱に合わせて自動でフォームを表示できる「ポップアップフォーム」も作成できるのが特徴です。

【Eメール作成・配信機能】

Eメール作成機能においては、顧客へ配信するEメールのテンプレートや、文字装飾などを施せるHTMLメールを簡単に作成できます。また、登録したリストへEメールを自動で一斉配信したり、メール開封をアクティビティとして記録したりすることが可能です。

Sales Hub

引用元:HubSpot公式サイト

HubSpotの「Sales Hub」は、企業の営業活動全般を支援できるサービスです。具体的には、案件の情報を管理したりミーティングの日程をスムーズに調整したりできます。

営業活動によって取得するデータを一元管理できることはもちろん、データをグラフとしてまとめて分析できるのがメリットです。

【プラン・料金】

  • 無料版
  • Starter…月額5,400円~
  • Professional…月額54,000円~
  • Enterprise…月額144,000円~

HubSpotのSales Hubにおける代表的な機能は以下になります。

【パイプライン・取引管理機能】

パイプライン・取引管理機能では、営業が取り組んでいる案件の進捗情報を詳細に管理できます。購買段階ごとに顧客の状況を把握することはもちろん、営業担当者のタスクを一覧で表示し、進捗情報を管理することも可能です。

【ミーティング設定機能】

ミーティング設定機能では、担当者が空き時間をあらかじめHubSpot上で設定しておくことで、幾度のすり合わせをする必要なくミーティングを設定できます。Google カレンダーやOffice 365と連携できるので、双方がリマインダーの設定をシームレスに行えます。

Service Hub

引用元:HubSpot公式サイト

HubSpotの「Service Hub」は、既存顧客とのコミュニケーションを記録して満足度向上につなげられるツールです。顧客とのチャットやメールなどの散在した情報を一元管理し、より効果的なコミュニケーションを行えます。

【プラン・料金】

  • 無料版
  • Starter…月額5,400円~
  • Professional…月額43,200円~
  • Enterprise…月額144,000円~

HubSpotのService Hubにおける代表的な機能は以下です。

【チケット管理機能】

チケット管理機能では、顧客から来た対応依頼のタスクを1つのダッシュボードで記録し、チーム全員で確認できます。応答にかかった時間や処理済みの件数などを記録できるので、重要な問題や改善策などにすぐに気づけるのがメリットです。

【アンケート作成機能】

アンケート作成機能では、カスタマーサービスチームや個々の担当者など用途に応じて、最適なアンケート内容を作成できます。作成した内容をEメールやWebサイトで発信したり、回答結果をダッシュボードで逐次確認したりできるのが特徴です。

CMS Hub

引用元:HubSpot公式サイト

HubSpotの「CMS Hub」は、会社のWebサイトを構築したり、作成したページの改善提案をしたりできるサービスです。通常よりもローコスト・短時間でWebサイトを作れる上に、ブログ記事の投稿やカスタマイズなどを簡単に行えるのが魅力です。

【プラン・料金】

  • CMS Hub Professional…月額36,000円
  • CMS Hub Enterprise…月額108,000円

HubSpotのCMS Hubの代表的な機能は以下です。

【SEO推奨機能】

SEO推奨機能では、自社のWebサイトが検索エンジンでより上の順位に表示されるよう、適切なアドバイスを行います。改善案は管理画面上の分かりやすい位置に表示され、すぐに対策を実施できるのが特徴です。

【適応型テスト機能】

適応型テスト機能では、より多くの顧客をお問い合わせや資料請求へと導けるよう、いくつかのコンテンツ案を試すことができます。最大で5つまで登録でき、その中で最も効果のあったコンテンツが採用されます。

HubSpotの使い方

ここでは、HubSpotを初めて使用する方向けに、基本的な使い方についてご紹介しています。

コンタクトを登録する

HubSpotでは、営業やマーケティングなどどの業務でも、基本的に「コンタクト」の情報を登録したり更新したりすることが多いです。そこで以下では、HubSpotでコンタクトを登録する方法をご紹介します。

まず、メニューから「コンタクト」タブを選択し、「コンタクト」をクリックします。まだ何も登録されていないコンタクト一覧画面が出てくるので、右上にある「コンタクトを作成」をクリックしましょう。

すると、下図のような作成画面が表示されます。

登録したいコンタクトの「Eメール」「性・名」「コンタクト担当者」「役職名」などを記入し、「コンタクトを作成」をクリックしましょう。以上の数ステップで、コンタクトの新規登録は完了です。

プロパティーを作成する

次に、HubSpotの基本である「プロパティー」の作成方法についてご紹介いたします。プロパティーとは、「会社名」や「リードのステータス」などの情報をひとまとまりに管理できる場所のことです。

プロパティーやプロパティーグループは、初期設定でもたくさん登録されていますが、独自に作成することで、より自社の現状に合った顧客情報を管理できます。以下では、HubSpotでプロパティーを作成する方法をご紹介します。

まず、HubSpotのナビゲーションバーに表示されている歯車マークをクリックし、左のサイドバーメニューにある「プロパティー」を選択しましょう。プロパティーの設定画面が出てくるので、「プロパティーを作成」をクリックします。

すると上図の画面がでてくるので、「オブジェクトタイプ」「グループ」「ラベル」「説明」を入力しましょう。「次へ」を選択し、詳細情報を入力したら作成完了です。

コンタクトのアクティビティを登録する

コンタクトの「アクティビティー」欄では、コンタクトごとにコールの記録を行ったり、個別にタスクを作成したりできます。マーケティングやセールスを行う際に、顧客の現状をより細かく把握できるのがメリットです。

今回は、コンタクトのタスクを登録する方法をご紹介します。

まず、メニュー→「コンタクト」タブ→「コンタクト」をクリックし、アクティビティを登録したいコンタクトを選択しましょう。

すると、上図のようなコンタクトの概要画面がでてきます。画面左のコンタクト画像の下にある丸ボタンの内、右から2番目をクリックしましょう。

上図にあるようなタスク画面がでてきます。「タスク内容」「期日」「コメント」「割り当て先」などの情報を入力し、「タスク保存」をクリックすれば完了です。

HubSpotを使用する際の注意点

HubSpotを使用する際はまず、何のためにツールを使用するのかを明らかにすることが大切です。目標や課題が明らかになることで、自社にとって最適なマーケティング活動を展開することが可能になります。

目標設定を行う際は、すでに自社で用意しているコンテンツやアプローチをすべて洗い出し、それを5W1Hで定義づけしましょう。そうすることで、より自社に合ったHubSpotの設定を行えます。

またHubSpotを使う際は、ただデータを登録して終わりではなく、運用中に検証・改善を忘れずに行うことが大切です。具体的には、「数値目標は達成しているか」「担当者によるデータの入力漏れはないか」といった点を確認しましょう。

HubSpotの使い方を理解し、実際に操作してみよう

この記事では、HubSpotの概要や基本的な使い方について解説しました。とくに初心者の方は、使い方がよく分からなくても触って試してみることが重要です。

もし、HubSpotをまだ導入されていない担当者の方がいらっしゃいましたら、利用を検討してみてください。無料版のプランから用意しているので、誰でも気軽に使用できます。

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松永創 FLUED CEO / 代表取締役 Hubspotシニアスペシャリスト

松永創 FLUED CEO / 代表取締役 Hubspotシニアスペシャリスト

B2Bマーケティングエージェンシーでベンチャー企業から大手IT企業、製造業など様々なマーケティングに携わる。

Hubspotゴールドパートナーとしても認定され、サポート実績多数。WEBを中心としたオンライン施策から、インサイドセールスや展示会といったオフライン施策まで幅広く支援している。携わった企業/プロジェクトの数は500以上に及び、スピード感あふれるコンサルティングには定評がある。

B2Bマーケティング/営業DXなどのテーマを中心になど講演多數。